昨日はACCN九州・沖縄支部主催の研修イベントで、

お集まりいただいた参加者40名様以上の方とご一緒に、

キャリア形成支援に関する実践的な視点での質的向上をテーマにした時間を過ごすことができたと振り返っています。


私が今回のイベントで共有したいと考えていたことのひとつには、

「技能検定の実技試験と実践は違うわけではない」

ということがありました。


例えば、

技能検定試験では相談する人のできていないところを明確に示すことが大事だと考えている人もいらっしゃるかもしれません。


実践ではそんなことはないでしょう。


だから試験とは異なるのか…

それもないと考えます。


より大事なことには、

相談している方のことを理解しようとしていくこと…


つまり、

相談を受けている自身に、

その相談を受けながら何が起きているのかを自問自答できることの方が大事だと考えます。


クライエントや事例相談者から学ぶことができることを真に実感していること、

その重要性がわかっていないと、

事例指導者としての実践は難しく考えてしまうのかもしれませんし、

また実技(論述・面接)試験でもそれはとても大切に設計されているはずです。


少なくても昨日の研修時間は、

それをそれぞれの角度から考えていく時間になったのではないかと考えています。


明日は日本キャリア・カウンセリング研究会主催の事例指導講座でお話しいたします。


受講者の方とお会いできることがとても楽しみです☆


小林幸彦