本日も横浜にて1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を開催いたします。
今日を入れてこの3日間で計20名の受講者様と学びを重ねています。
今年度からの論述試験問題の出題形式変更については、
多くの方がポジティブな捉え方をされているように感じました。
特に80分間と短くなることや1ケースに集中できることなど、
「よかった」という感じ方をしている方が多くいます。
80分間の中で「事例を読み5問の設問に解答する」ということですから、
単純計算すれば1問あたり16分間の時間があるということにもなります。
勿論、事例をつかむ(読みながらつかむ)時間と自身の考えをまとめる時間が必要ですから、
同時処理をしていくとしても解答を記述する行為にそれだけの時間がかけられるわけではありません。
自分の考えを整理しながら文字にしていくことは、
なるべく練習を重ねておく必要がありますので、
やはり過去問の事例等を活用しながら、
これまでの必須問題と選択問題の設問をあわせたような問いのイメージをもち、
要点を文字にできるようにしておいた方がいいと思います。
特に過去の設問が事例指導の実技の何を問うているのか、
それをつかんでおく必要があります。
そして、協議会が公開している昨年、一昨年の過去問のところにある実技の傾向の内容を確認して論述試験のポイントをよく読んでおくことも大事です。
つまり過去問等での傾向でも、
今後の学びに活かせるということがわかっていないともったいないことになります。
事例指導の実技として何が必要なのか、
ご自身で整理しておくことをおすすめします。