2007年の学校教育法改正で新設された履修証明制度。

 

キャリアコンサルタントとして活動している方は既にご存知だと思いますが、

履歴書やジョブ・カードなどにも記載できる国の制度に基づいた大学の履修証明書が発行されます。

※学位プログラムとは異なります。

 

他の国では、英国や米国などでも、

その人の学業水準や職業能力等を証明する制度がありますが、これに類似した制度にもなります。

 

ただ、日本の場合、

特に大学側の姿勢や方針等によって、

各プログラムの種類や充実度等が相当異なります。

※私の感覚です。

 

現在私が学んでいる放送大学では、

実に様々な科目群履修認証制度のプランが用意されています。


例えば、

キャリアコンサルタントやカウンセラー等の基本の学びにつながるプランでは、

「心理学基礎」「臨床心理学基礎」があります。


全科履修生として入学し学士の学位を取得しても、

上記履修証明書が得られるものではないところが面白いですね。

これは意外と勘違いしている学生さんも多いみたいです。


私の場合、

現在全科履修生として「心理と教育のコース」で学んでおり3年生。

丁度、前期(2023年度第1期)が終わって履修成績なども発表されホッとしているところなのです。

 

この2年半の期間順調に100単位ほど取得してきましたが、

今のコースでしっかり学んで卒業に至っても、

大学が取り決めている「心理学基礎プラン」「臨床心理学基礎プラン」等の

履修認証が自動的になされるわけではありません。

 

つまり、

放送大学において科目群履修認証制度の各プランで履修証明を得るには、

大学卒業に向けた履修科目選択プラス、

科目群履修認証制度の各プランで定められている履修科目の選択をしなければ両方を網羅できないことになります。

 

一例ですが、

「心理学基礎プラン」や「臨床心理学基礎プラン」で履修証明を得るには、

下記の条件がクリアしないといけません。

※科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」一部です。

細かくて恐縮ですが画面を拡大するなどしてご確認ください。

※「心理学基礎」「臨床心理学基礎」それぞれのプランで指定された20単位以上が必要。

 

私の場合、この2年半「心理学基礎プラン」に該当する単位について、

たまたま計36単位を取っていましたので認定条件をクリアしています。


併せて「臨床心理学基礎プラン」に関しても確認してみたところ、

あと4科目を取ればクリアするとのこと。

 

放送大学では、

1科目2単位の科目では15回(45分間/回)の授業があり、

さらに途中に通信指導(簡易テスト)や単位認定試験などがあります。

1科目で12時間ほどは時間を費やすことになりますので、放送大学での「心理学基礎プラン」の履修証明を得るには、

最低計120時間ほどはかかるということになります。

※ネット放送の授業自体を1.5倍速で再生するなどの工夫をして時間を効率的に使っている方もいるようですが、

私の場合、じっくりと理解していきたい方なので普通再生で授業を受けています…笑

だから余計に時間がかかるのかもしれません。


この2年半の間、

現時点で私が心理学を学びなおした科目は上記写メの赤印の通りです。

そして他分野の科目も心理学以上に積極的に興味をもって学んでいます。

 

放送大学エキスパート「心理学基礎プラン」に該当するものでは18科目36単位、

「臨床心理学基礎プラン」に該当するものでは15科目30単位を取得していることになりますが、

勿論「心理学基礎」「臨床心理学基礎」で示されている科目には重なるものが幾つもありますね。

 

すでに「心理学基礎プラン」はクリアしているので、

本日、大学側へ証書の発行申請をしたところ^ ^

ちょっとしたものですが届くのが楽しみ。

自分の学びの記念にしたいと思っています。

 

そして「臨床心理学基礎プラン」もあと4科目でクリアとなるようで、

この後期(2023年度第2期)において履修科目申請を提出したものの中に、

認定に必要な科目がたまたま入っていました。

頑張って少しでもよい成績で単位を取ろうと考えています。

 

そういえば…

今年度前期の私の履修成績ですが、

心理学に関する科目において「心理学研究法」という科目が「C」という成績…汗

つまり、この科目、

私は単位認定試験で70点以下の結果だったのです。


単位はいただけるのですが何だかモヤモヤ。

学生時代の苦手意識がこの年になってもよみがえり強化されてしまった…トホホ( ; ; )

 

心理学研究法以外の心理学関連科目では、

一応全科目Ⓐ及びAでなんとか切り抜けております…苦笑(負け惜しみです)


後期の授業の受講、

及び来年度の卒業研究への準備に向け、

2023年度はまだまだたくさんの学習を進めていきたいと思います。

皆様と一緒に頑張っていきたいという気持ちで一杯です!