今日は5月5日「こどもの日」です。

読者の皆様の街に「こいのぼり」は泳いでいますか。

 

私が住むところでは、すっかりみかけなくなりました。

 

先日14歳になったばかりの甥っ子が近くにいるのですが、

そこでもこいのぼりは飾らないようです。

 

私の幼少期の記憶では、

この時期、街中がこいのぼりだらけで、

大きいものから小さなものまで様々だった記憶もあり、

それがまたとても華やかで、私自身、心をつくってもらった感じがしています。

 

さてさて、お話しは変わり。。。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定試験受検に、

様々な目的をもって勉強を続けている方は多いと思います。

資格に合格すること自体が目的にはならないと考えます。

 

自身のスキルや知識を向上させたりして、

キャリア形成支援を求めている人への支援力アップや、

キャリアコンサルティングを実践している人等とともに、

さらなる社会貢献度を高めていくなど、資格取得の目的を持って取り組むことが重要です。

 

目的を持たず、資格を取得することだけに注意が向いてしまっていると、

自分にとって本当に必要なものであるかどうか…

これを見極めることができなくなることがあります。

資格を取得する前に、自分がどのような目的を持って取得するのかを考え、

自分自身にとって本当に必要なものであるかを確認することも重要です。

 

合格結果を得ていくまでの過程、そのかけがえのない経験を、

「試験合格後」のキャリア形成支援人生における

価値等につなげて考えている方も多々いらっしゃいます。

だからこそ今の自己への学習動機づけとして反映できているのだと思います。

 

クライエントへの支援を考えるときと重なる感覚があるのですが…

 

例えば、

 

何かの判断や言葉がいかに正義にかなう正論だったとしても、

それが実体的な解決に結びつくとは限りません。

正論を誇示すればするほど、

逆に感情にしがみついて動けなくなることがあると思うのです。

 

自分自身に問いかけていく際も同じようなことがいえます。

 

自身で抱えている問題や課題には、

実は、妬み、やっかみ、つらみ、嫉妬等々、

どこかひねくれたような感情や情念がつきまとうこともあります。

 

なにをもって最善の利益とみるのか、それは自分にしかわかりません。

 

今、ここで自問自答を繰り返してみることで、

自己に関心が向くだけでなく、

他者に関心を向け続けることにつながる可能性もあると思います。

 

私たちの諸活動自体、

自己に関心を向けていることばかりでは成り立ちません。

 

資格を取得すること、1級に合格することが、

他者に関心を向け続けていくことにいかに結びつくのか、

こうして考えてみることも大事なことかもしれません。