4月8日、9日、そして昨日11日の夜と、
合わせて計5回の1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述・面接)試験対策講座に関する説明会を開催いたしました。
1回約15名の定員数にしていたため、
この5回で80名弱の方とオンラインでお会いしています。
参加いただいた皆様へ、改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
4月8日と9日は、第12回での1級合格者様にお話しをいただき、
昨夜11日は、その一部の動画映像を皆様と共有しています。
お話しいただいた合格者の方の動画を観ながら、
今一度考えたことがありますので、
今回の記事では私の中で感じたことを少し書きたいと思います。
合格された方がお話しいただいた中で共通していると感じたことに、
「まだまだ本当の力が自身に備わっているわけではない。
その状況の中で今回は1級合格という結果を得ているが、
納得のいく状態で結果が得られたわけではない。
今後において、しっかりと本質的な力を蓄積していく必要があると考えている。」
皆様から発せられた言葉等、それぞれに異なるのですが、
筆者の解釈では上記の共通点があったかと思っています。
※ご登壇いただいた方、異なっていたらすみません。
1級合格という結果自体は、
指導レベルキャリアコンサルタントとして一つの重要な要素ではあると思いますが、
結果自体はある意味、自分自身で制御できるものではなく、
もしかすると諸々偶然ということもあるかもわかりません。
だからこそ、そこまでの過程、
そしてこれからの過程が人間として試されている、
そして、それが何より必要だということ、
こんな風に教えてくれているようにも考えました。
物事には準備不足だったり自己評価等が低くても、
結果自体が思いの外、良い方向に出ることがあるでしょう。
だからこそ結果だけで喜び勇むことはできない、慢心してしまうことはよくない、
こういう意味合いのことをご自身に言い聞かせるようにメッセージされていたと思うのです。
準備を万全に重ねてきた場合でも、結果が良い方向に出るとは限りません。
人間のやることは、そうしたことの連続でもあると思うのです。
ここに人間として必要な過程がある、
そこに豊かさがあるのだと考えることもできると思います。
「こんなに自分はしっかりやってきたのに…」
と感じたり、
なにかすっぽりと抜けてしまったように
「どうでもいい」
と感じてしまったり、
内面に重い鉛みたいなものを抱くこともあります。
結果以上に、
過程を豊かに感じられるということが、
本当の意味で自己の成長につながるようにも思います。
自らを克服するつもりで日記にいたしました。