昨日までで東京・大阪で予定されていた

1級キャリアコンサルティング技能検定面接試験の半分が終了したところです。

 

受検者の皆さまにとってこの面接試験は、

一年のうちの30分間と10分間(計40分間)に凝縮された時間(機会)となります。

 

この機会に凝縮されているからこそ感動もあれば落胆もあり、

個々におけるCC人生ドラマになるのかもしれません。

そしてその経験を点で終わらせない力を育んでいくことも大切なのだと感じます。

 

先ずはひとりでじっくりとその貴重な機会での学び(経験)を振り返ることも必要ではないかと思います。

試験時間の40分間だけに終わらせないことが重要なのだと実感します。

それは1級を目指すCCにとってこの1年間でひとつの大事なイベントかもしれません。

 

自分自身のことを肯定的に振り返ることができれば学びは深まるものです。

もし肯定的な振り返りができない、見つからない場合、

失敗したと思うところからでも振り返ってみると良いかと思います。

自身の失敗から得られたことを整理してみることは大事ですし、

そこに目を向けられ頑張っている自分を大切にしてほしいです。

 

そうした段階から自己成長されていることにもなり得るでしょう。

 

自己の改善点に向き合うことができ、

外的なところに失敗の原因を置かず、自身に足りないところがあったな…

と自己を受け入れていくことができる段階になっていくと、

結果はついてくるようになると思います。

 

試験の合否結果自体、ご自身で決められるものではなく、

自分が建設的な発想をもって日々自己成長への学びを継続している姿勢や態度等があると、

信じられないような結果が舞い込んでくることもないとも限りません。

 

ロールプレイの評価を自分でしてみることは重要ですが、

その振り返りが漠然としていて適切に行われていないとなれば逆効果でもあります。

うまくできなかった…

と試験の合否結果だけを想像してどこか不平不満を抱いたような態度でいると、

適切な振り返り力を失わせてしまい、無自覚のまま試験に対して負の感情や記憶しか残せない自分をつくりだしてしまうことがあります。

 

そんな時は大好きな食事等を思いっきり楽しんで、心のわだかまりをとって、

晴れ晴れとした気分を取り戻してから考えてみても良いのかもしれませんね。

 

なにはともあれ、

ひとつの目標に向けてがんばっている自分がいるのですから。

こんな過程も1級合格の道のりなのでしょう。