本日も横浜にて1級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験対策講座を開催します。

ご参加いただく方は会場まで気をつけてお越しください。

 

本日は会場施設の一番大きな会場(100名キャパの規模)をおさえていますので、

相当広く使うことができます。

受講者様の定員数は、この3日間変えておりませんので、

ロールプレイがゆったりとできそうです。

 

さて、1級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験では、

先日も触れた通り、事例相談者からケース記録をお預かりするシーンが出てきます。

 

そのケース記録を預かったとき、

事例指導者がその内容を音読か黙読で読み出すことがありますよね。

 

今回の記事では

《それってどうなの??》というテーマで書いてみたいと思います。

 

「どうもこうもないよ…」

と思った方はスルーしてもらった方がいいかも。。。です。

 

決めつけることではありませんが、

実際の事例指導面接やスーパービジョンにおいて、

例えば、事例指導者が事例相談者からケースをお預かりした際に、

そこに書かれている文書を読み上げることはなんだか不自然な感じです。

 

事例相談者が相談したいケース記録なのに、

事例を全く知らない事例指導者が、どうして事例相談者のケースを読むのでしょうか。

 

ケース記録を提出した事例相談者としては、

少しくすぐったい感じがすることもあります。

※私個人の感覚です。

 

目の前に事例相談者がいらっしゃるのですから、

ケース記録を提出してもらい併せてご本人に説明いただく必要があると思います。

 

事例指導者から

《ふむふむ…相談者は〇〇さん、○○歳の方なんですね。ふむふむ…》

という具合に呟かれても、

事例相談者自身の時間が止まってしまったままになるかもしれません。

 

事例相談者にとって、

なるべく邪魔されないような振り返りの時間になることが大切です。

 

まずは、

事例相談者が自分のケースについて、

説明しやすいように投げかけたいところです。

 

一例ですが、

《事例指導者がケース概要を読んで、

その後、事例相談者に詳細を説明してもらうようにしている…》

という事例指導者の一方的な考えや面接の進め方があるとします。

 

これを誰にでも当てはめることは本来おかしなことでしょう。

 

事例相談者によっては、

そうしたことで違和感を感じてしまうこともあるのです。

 

それが事例相談者の思考や感情を邪魔していることになるのかもしれません。

パターン化しない自然な面接を心がけたいものです。