昨日、今年のCVCLAB1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座の12月までのプログラムが全て終了したところです。

 

講座に参加くださった受講者の皆様、

今年一年間、本当にありがとうございました。

多くの方に出会いと学びをいただき心から感謝申し上げます。

 

来年の3月、

第12回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表時に受講者の皆様に笑顔があふれていることを願って、

引き続き1月からも全力で応援・サポートをおこなってまいります。

 

さてさて、

一年の締め括りの講座が大阪会場となったのは初めての経験です。

※会場の空き状況等から日程調整しスケジュールを組んでいます。

 

私は大阪でクリスマスを過ごすのはお初で、

中心部の賑わいが関西弁で溢れていて、あたたかい雰囲気を味わうことができました。

 

昨日の講座会場でも講座が始まる前や休憩中などの時間、

受講者様同士全員が絶え間なくお話しされている場面を改めて観察いたしました(笑)

お友達同士なのかな…

と勘違いするくらい気兼ねなくコミュニケーションをとられている雰囲気があります。

 

勿論、お集まりの方全員が関西エリアの方というわけではありませんが、

関西圏での場の空気感なのか雰囲気なのか、とにかく賑やかな感じ。

※決して福岡や横浜の会場が静かだと表現したいのではありません…汗

 

私自身は練馬で生まれ茅ヶ崎で育ち、

そして成人前期から横浜と福岡を行き来して過ごしています。

だから関西エリア特有の雰囲気等に刺激を受けやすいのかなぁ…と考えています。

日本全国大好きですが、中でも関西は特に魅力的なエリアのひとつだと思っています。

 

昨夜、講座が終わってから少しだけ大阪市内を散策しました。

やっぱりこの街好きだなぁ…としみじみ思ったものです。

来年も来ることができたらいいなと色々考えています。

 

今回の記事タイトルですが『エリック・ホッファー』と読んで、

本人の生き様、ストーリーを思い出した方もいらっしゃるかもしれません。

 

私が触発され尊敬している人のひとりなのですが、

先日大学の講義でも取り上げられていたので近いうちにブログで記事にできたらと考えていました。

 

キャリアコンサルタントの方はエリック・ホッファーに刺激を受けている人もわりと多いのではないでしょうか。

 

「生涯学習の警句」として

エリック・ホッファーが残してくれている言葉の「教育の主な役割」に、

 

●学習意欲と学習能力をそのひとが身につけられるようにしていく

●学んだ人間ではなく学び続けていく人間を育てる

※全アフォリズム集『魂の錬金術』エリック・ホッファーより一部抜粋

 

といったものがあります。

 

上記の2つは私が特に気に入っているもので、

いつも自分に言い聞かせていることです。

 

この意味をそれぞれで考えていくことが、

他人事ではなく、自分自身にも厳しく考えていくことができるようになると思うのです。

 

真に学ぶことができる社会を創り出すひとになりたいと、

自分自身が身をもって生涯学習を率先すること、これが何より大事なのだと考えています。

まさに「エリック・ホッファー」の生き様がそれを物語っていると感じます。

 

よくある事例として、

学んだひとを評価することがありますよね。

 

学歴で人を評価するとか…

出身大学を聞いただけで無意識のうちに何かが起きているとか…

 

学んだひとを選ぶ仕組みがいかに愚かであるか、

これが社会の発展に役立っていないことを経験しながらも未だにそういうところがあります。

キャリア形成支援者の業界もそういうところに強烈なバイアスがかかっている気もします。

 

学び続けているひとを選ぶことがいかに社会に必要なことであるか、

そのために、ひとの学習意欲や学習能力を身につけさせていくか、

それがキャリア形成支援にも重要なポイントになると考えています。

 

そしてまずは自分自身がそれを率先垂範していることが必要ですよね。

 

〜学ぶことをやめたひとには過去の世界に生きる術しか残されていない〜

これもエリック・ホッファーの厳しいお言葉です。

※この言葉は何かを突きつけられているようで私はあまり好きではありません…。