本日は朝一番の飛行機で福岡から羽田に飛んで横浜でお仕事をしています。

先ほどお昼休みに街中を散歩したのですが、

陽射しがとても強くて暖かい…というか日焼けしそうに暑いです。

11月下旬だというのにこの陽射しはすごいですね。

地元の方も今日は暑いとおっしゃってます。

※ちなみに昨日の横浜は寒かったそうです。


明日から3日間、横浜にて1級キャリアコンサルティング技能検定試験の対策講座を開催します。

すでに受検票も届き面接試験日がわかったところで、

試験に向けた心のスイッチが入ったなんて方もいらっしゃるのではないかと思います。

1級合格に向けて頑張りましょうね!


今回の記事では、事例において活用できる理論はどんなものがありそうか…

ということについて少しだけ触れたいと思います。


《実践で理論なんて考えないよ!》

とアンチ理論みたいに考える方もいらっしゃるのかもしれませんが、

事例を通しキャリアコンサルタント同士でより良い支援のあり方等を考えていくとき等、

例えば、

事例検討会などにおいてはとても役立つこともあります。


訓練のときにそうしたことを意識して考えているからこそ自動思考時の支援の幅を広げられたり、

目の前の個別性に留まらない見立ての深さの力がつくこともあります。


対面講座の中でも

《この事例において活用できそうな理論はどのようなものがあるか》

と問いかけます。


ロールプレイのお相手と一緒にあれこれ考えていただくのです。


現象として、さっきまでロールプレイでガチガチだった不自然な2人が、

ひとつの事例を通し共同作業をナチュラルに始めているではありませんか。


こんな見方もできたかもね…


というような建設的な気づきが生まれたりして、

ロールプレイの時間以上に極々自然体の質の高いセッションになっていることがあります。


試験対策等で変に肩の力が入ってしまっていることがよくわかります。

ロールプレイが極端に操作的、誘導的だったりすることも多いです。


何かを意識してわざわざ演じなくても、

普段の諸活動の際の自然な振る舞いで臨めば少し楽だと思います。


勿論、試験という特殊な環境の中でロールプレイをすることは異常な緊張を強いられることもあります。


それ以上でも以下でもない、それしか…

いや、こんなにもやれる自分を理解できることも大切な気がします。

クライエントや事例相談者に何かをいう前に…

ということです。


例えば、

第11回の選択問題事例3では読者の皆さまは理論に置き換えて考えると何が浮かびますか?


事例相談者の支援者としての不一致感、

相談者の不適応感、信念、出来事への認知等、

キーワードが指導者として認識できます。


するとこんな理論を活かしてこういう働きかけはどうだったかな?

と異なる視点を提供できると思います。

周囲のサポートを検討する前に深めてみることがあったかもしれませんね。


こうして他に活用できそうな理論を少し考えてみて取り入れるとお互いに視野が広がることでしょう。