仕事の打ち合わせがあり本日から東京です。


天気予報が外れて?

今朝(早朝)の福岡空港は雨が降っています。



世の中にはオンラインでの仕事が随分と定着しているというのに、

私は緊急事態宣言中も含め常に出張が続いております…苦笑


幸い感染して仕事を休むということにはなったことがないので運がよいのかもしれません。


さて、そのオンラインについて。


私の仕事上、

オンラインで企業様への研修を提供することが多いのですが、

面白いことにその研修の質を上げていくためには、

研修プログラムを改善検討していく関係者との心と心のコミュニケーションが成立しなければより良いものが創造できません。


お客さまに対しては研修を届けるためのツールとしてオンラインはある意味便利です。


しかしよくいわれる通り、

手を抜いたり楽をしていいものは届けられません。

※私はそう実感しています。


やっぱり大事なここ一番のところでは、

顔を突き合わせ心を通わせたコミュニケーションが必要でしょう。

※少なくとも現在のカメラ映像や音声、通信技術などを踏まえると犠牲にしている大事なものが多すぎます。


現代のインフラ技術で優れた面談力(仕事)を提供していくためにはオンラインの便利さと気軽さがあるためにトレードオフの関係です。


後者を正当化していくために

《遠方でも多くの人に気軽に会える等》

と言い訳をすることもあります。


そこに価値があると信じていれば、

他の視点が薄れることもあるでしょう。


一対一での個のカウンセリングにおいて、

目の前のクライエントの匂い、微妙な震えや癖、全身の状態、クライエントの背景、瞳孔の動向、等…

一例ですが、

このような情報はキャリアコンサルタント、カウンセラーがより良い面談を提供していくためにも、クライエントをより知るためにも必須になります。


オンラインではそうした情報等から得られる自身の知覚の価値をある程度排除し、

支援者側の個々にもつ経験や知識などから、

クライエントが放つ他のサイン等を通じて推測し情報を補足•補正しますが、

正直なところ真のコミュニケーションになっていないと思います。


お話しがだいぶズレましたが、

今日の東京出張は、仕事仲間とはリアルな対面で話し合い、

そこに企業様が参加するときはオンラインに繋ぎ、

ハイブリッドな体制で仕事をいたします。


つまり複数の人間が同時に対面とオンラインでつながるというミーティングです。


時々

「ミーティングするだけなら、わざわざ福岡から東京に行かなくてもいいのに…」

と言われますが、

それはみているところが異なっているから仕方がないことですね。


キャリアコンサルタントの世界ではオンライン講座が当たり前になっているところもあるようですが、

今一度、考えてみないといけないこともあると思います。


オンラインではコミュニケーションの質が相当に下がっている可能性があることを分析、研究してみるといいと思います。

※既にそうした研究等もなされているようです。


興味深いことです。


今、この記事を書き終えたときには雨がやみ、

少しずつ太陽が出てきました(^ ^)




空の上は晴れてます。