本日と明日の2日間、
「1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座」が開催されます。
この講座の主催は特定非営利活動法人日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)です。
※同講座はJCC主催の特別講座と位置づけられています。
両日ともに平日なので19時〜21時の時間帯で2回に分け、
計4時間のオンラインプログラムとなります。
本日1級論述過去問の必須問題、明日は選択問題を活用し、
事例指導の実践やあり方について受講者の皆様と共通の事例を通し、
多様な視点やそれぞれの考え方等をシェアできる場にしていきます。
今年度、JCCでは初めて同講座の説明会を設け、
その後8月に基礎編を開催、そして今月9月は実践編、
来月10月は応用編を開催する予定で計画されています。
全て連動型プログラムでの講座となります。
また、11月には1級論述試験受検の直前時期となりますので、
これまで学んでいただいた要点の総集編という形で講座を開催する企画を調整しています。
※初めて参加される方もお気軽にお越しください。
本日・明日の2日間の講座はおかげさまで満席となっており、
また、現在「申込受付中」とされている10月10日の応用編につきましても、
若干名のご予約でお受付が終了になると伺っております。
今夜か明日の講座終了後にはすぐに満席となる可能性もございますので、
10月の応用編へ参加をご希望の方はお早めにお手続きをされることをお勧めいたします。
※一応、JCCのお申し込みご案内ページURLを下記しておきます。
https://npo-jcc.org/product/seminar-22pc3/
お話しはガラッと変わり、
先ほど放送大学から10月1日以降(2022年度第2期目)の放送授業の印刷教材(テキスト)が届きました。
今回届いたのは真ん中と一番右にあるテキスト2冊のみ。
一番左に写っている「グローバル時代の英語」は、
実は2022年度第1期に科目登録して学んできた授業なのですが…
なんと!!
この授業だけ単位認定試験を落としてしまった…汗
よって、再度後期(第2期)に勉強を続け、試験に臨もうと考えております。
特に単位を取ることが目的ではありませんので、
これまで受講した他の授業も無理のないよう継続して学び続けていくつもりです♪
放送大学ではありますがオンライン授業や面接授業も盛りだくさん。
これらは講義の際、その場で学習資料やテキスト等を配布されることが多く、
放送授業のように予め印刷教材(テキスト本)を購入する形式ではありません。
第2期の私の科目登録は、オンライン授業と面接授業を主にしたので、
放送授業が少なく印刷教材は2冊のみとなったわけです。
今、学ぶこと、そして学んだことを即現場で実践してみることが楽しくて
私の人生「生きがい」の一つにつながっています。
さて、今回のブログ記事のタイトルです。
「生きがいを感じる時」という
日頃、キャリアコンサルタント同士等で勉強の場などにおいてなんとなく使っている言葉かもしれません。
少し絞って話題を取り扱ってみたいのですが、
内閣府が発表した高齢者白書(令和3年度)では高齢者の生きがいがテーマにされています。
高齢者の一律の定義というものは難しいのですが、
現在検討されている75歳以上というところで考えたり、
現在広く認識されているところの65歳以上で考えてみたり、
人によって様々かと思います。
ここでは年齢の区別のようなことは気にせずに書いてみます。
高齢者と認識されている方もそうでない方も、
人生を歩んでいけばそのうち必ず高齢者という領域に誰もが到達していくことでしょう。
高齢者であろうとなかろうと、
生きがいを感じるということは大切だと思います。
あくまでデータ上のことにはなりますが、
上記にお示しした高齢者白書では実に7割ほどの方が生きがいを感じていると答えているようです。
そして興味深いことに、その生きがいを感じる時という場面について、
1、家族との団欒の時
2、おいしいものを食べている時
3、趣味やスポーツに熱中している時
4、友人や知人と食事、雑談している時
という1〜4までが実に50%を超えているデータになっているようです。
例えば、
勉強や教養などに身を入れている時
社会奉仕や地域活動をしている時
という項目になると10%強となっています。
面白い結果だと私は感じました。
勿論、家族との団欒やおいしいものを食べている時等、
それは多くの方が生きがいを感じることかもしれません。
人間の本能的な側面において、
欲求が満たされている状態とも言える気がします。
これは高齢者になったからということでもなさそうで、
今、仮に若かったとしても、特に何か極端な刺激や変化を受けない限り、
そのまま高齢まで引き継がれていく個人の性質にもつながる気がするのです。
例えば、
私の場合、1級の対策講座を受講いただく方とお会いし、
共有した時間の中で共に勉強をしている状態にあること、
そこに幸せや感動、やりがい生きがいを感じるものです。
まさに内発的動機付けが刺激されている状態です。
ところが、
ご一緒に過ごしている受講者の方々の全員が同じ状態かといえばそれは違うでしょう。
自己決定論で表現すると、
中には外発的動機付けの「取り入れ」段階、
若しくは「同一化」段階あたりの方もいらっしゃると思います。
※ネガティブな意味ではなく純粋に内発的な動機が起こるとさらに深まっていくということです。
お話しは戻り、
「〇〇が生きがい」という表現をしている時は、
何か〇〇というそれに依存していることもあると感じます。
それができなくなった時に弱いというか…。
勿論、生きがいと表現しても人によってその意味は異なります。
私の場合…
こうして考えてみると人生そのものに生きがいを感じている。
どうも…
〇〇が生きがいという表現は私の中に見当たらず、
どこに生きがいを感じるかと考えてみました。
結局、一瞬一瞬、全てに生きがいがあり、
毎日のようにこうしてブログを書く瞬間にも生きがいを感じています。
勿論、学ぶとき、
宿題のレポートを書きそれを通して先生へメッセージするときも生きがいを感じます。
何か食べる時も、お話しをする時も、
そしてやっぱり仕事そのもにも生きがいを感じています。
車の運転も、わんことの暮らしも、食器洗いやトイレ掃除等もスッキリした生きがいです。
パソコンを使って複雑な計算式を作っているときなども出来上がった時の爽快さ、
電話で人に何かを頼むときも、自身の生きがいにつながっている。
毎日のことですが、それを放っておくことなどできません。
私の場合ですが、
だからこそ人のキャリア形成支援を考えるためのバネや余地みたいなものが
自分の脳に無限にあるのだと感じます。
今後「生きがいを感じる時」という白書のデータが、
多くのキャリアコンサルタントの社会活動によって、
少しでも変化してくることがあるといいなと考えました。
それには先ず私たち自身が心身ともに元気であり健康であることが重要で、
なんといってもキャリアコンサルタントとしての役割に生きがいを感じていることが必要だと思います。