人は《勉強が嫌い》
ということを感情的に発信することがあります。
その人なりのその表現の意味合いがあると思います。
単に私は勉強が嫌い…
と表現する方にも、わざわざそれを人に対して言葉にするのは、
少し深めてみれば、他に言いたいことがあるのだと感じます。
言葉と実際は矛盾している場合もあるんですよね。
お話しが変わりますが、
人生には必ず他者との接点があるなど、それを通じて自己の発達があるわけで、
その経験自体、日々勉強をしていることにもつながりますよね。
※言葉の定義によって、ここでの勉強の使い方がおかしいかもしれませんが…。
つまり、やらされている感覚とそうでない感覚では大きく異なります。
ご本人の認識のあり方や寛容さ等にも影響は相当にありそうです。
読者の皆様は、
例えば…
お笑い番組やバラエティー、
ハリウッド、韓流、邦画、テレビやスマホの諸コンテンツ、
スポーツ観戦、音楽鑑賞、動物園や遊園地、旅行やキャンプ等、
何かお好きなものはございますか。
私は映画館で観る映画が大好きで毎月1本くらいは観たいところなのですが…
実現がなかなか難しいもので、
選択的最適化?としてNetflix等で映画を観るようにしています。
※映画館で観たかった映画を見逃すことが本当に多いです。
お笑いやバラエティー、映画などは、
予備知識がそこまで問われませんので、下準備なしに気軽に楽しめますよね。
でも、本来であれば、より映画を面白く味わうためには、
事前に勉強をしておくと観るところや楽しみ方は数倍違います。
ここでも勉強を深める人とそうでない人とでは、
ものの見方や気づきが相当に異なるということがあると思います。
格調高いオーケストラやジャズ等、
いや、ブリティッシュハードロック等もそうですね…
こうした音楽を聴くとき、
音楽のルーツ等、予備知識がある方は圧倒的に楽しみ方が変わります。
ある程度勉強しておかないと仲間と楽しめないことだってあります。
旅でもグルメでもなんでもそういう面があります。
感覚だけで楽しめる範囲でいいという人もいれば、
しっかり理解して味わいたいという方もいます。
ここで大事なことだと思うのは、
きちんと理解している人同士がその刺激を共有できるということ。
そのための下準備はとても大切です。
キャリア形成支援を仕事にしている人は、
せめてキャリア形成支援につながることに関しては楽しいと思える準備が整っていること。
本気で楽しめるほどに勉強への下準備ができていることは重要だと考えます。
それを楽しむための下準備が対策講座だったり実践学習だったりするのだと思います。
「少しでも勉強時間を短く」「効率的に」
とか
「1点でも高い点が取れるように」
というような感覚が優先している場合、
対人援助職の姿勢や態度として倫理的にも考えてみる必要もあります。
先日、石崎一記先生がお話ししてくださったことを私なりの解釈で文字に表現すると、
上記のようにコスパに振り切った考えを持ち、試験対策の勉強をしている方は、
学びを楽しむという概念が弱いのかもしれません。
それは勉強への下地作りができていない場合もあります。
CVCLABのミッションステートメントは、
学びを楽しむための下地作りを講座で提供していくということを意識しています。
よって実践を常に意識できるコンテンツをご用意しています。
受講者の皆様には、
改めてそうしたことをイメージして取り組んでいただけたら嬉しく思います。