本日からCVCLABでは9月の対策講座プログラムをスタートいたします。
今年度の1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述・面接)試験対策講座は、
4月の説明会からこの9月で半年目に入りました。
おかげさまでここまで無事に予定通りにプログラムを進めていくことができてます。
毎月のように参加いただく方から隔月若しくは時々参加いただく方まで様々な方がいらっしゃるのですが、
受講いただいた方には毎回新たな視点や視座、
そして気づきなどをお持ち帰りいただいていると思っています。
今月は論述対策に関しましては、
CVCLABオリジナルの架空事例(選択問題)を一事例ご用意して、
模擬試験的に取り組んでいただき、その後皆様のお考えをシェアできる場面を作ってまいります。
また、面接対策についてもそろそろ実践的なところをやっていきたい時期にもなりますので、
今月からは事例指導のロールプレイを実施いただく内容になります。
お相手によって事例指導の面接自体が変わりますので、
そうしたところも実体験を通しながらそれぞれでの気づきを増やしていただきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日のブログタイトルですが、
少し分かりにくいかもしれないと考えつつ、
自分の中では一番フィットする表現だと考えて書きました。
教養のある人や知識人、著名な先生など、
要するに、
そこに権威やパワーを持つ人は一定数いらっしゃいます。
社会的にそれが広く周知されている方ほど、
わりと多くの人がそこに安心したり依存したりしますよね。
「あの先生がいうのだから…間違えはないでしょう」
という感じです。
素直といえば素直なのかもしれませんが、
これでは少々頼りない気もします。
ある意味、これは権威に弱いということになるかもしれません。
普段の生活でもこんなことは日常的に観察されることですよね。
かくいう私もそんなバイアスみたいなものに振り回されることがあります。
結構ミーハーなんです。
近くのコンビニエンスストアに著名な芸能人がいたら、すぐ見に行ってしまうし、
その人が何か買っていたら「良さそう…」と感じてつられて買ってしまうかもしれません。
そんな程度です。
「権威は人を油断させる」とはよくいったものです。
特に心理的支援にかかわっている専門家ほど、
著名な学者の先生の言葉とか書籍とか、
そうした権威に弱い傾向があるのかもしれません。
※私自身は権威に弱いところがあると認識しています。
人の権威に振り回されない自分でありたいとも考えることが多いのですが、
なかなか修行が足りていないと思います。
人の権威に弱いことがいけないことではなく、
そういう自分であるということに気がついていれば、
それが起きた時に自己で制御しやすくなること、
ストップをかけられることができると考えます。
これは大切なことです。
そしてそれは自分だけでなく、
その場に居合わせている人にも同じようなことが起きているのでは…と目を配ることが必要です。
権威に弱い自分を楽しみつつ、
極自然に自分らしさが出てくるように成長できるといいのですが。
少なくとも人の権威に油断をせず、
地に足をつけ自己を確立していきたいものです。
例えば、
1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座などに参加するとき等でも、
そうしたところを大切にしていく空気感を創ることができるといいですね。