本日は朝から飛行機に乗って羽田空港へ向かっております。

今朝は風が強くて、

飛行機も時々ガタガタと揺れるので今もちょっと怖いです。

※実は私は飛行機が苦手な方です。

 

 

この写真は、

今朝、福岡空港を飛ぶ時の雲の様子です。

私がちょっとネガティブな気持ちになっているのが伝わるでしょうか。

 

明日から横浜会場で1級キャリアコンサルティング技能検定試験の対策講座を3日間開催いたします。

皆様と笑顔でお会いできることを楽しみにしています。

 

さて、

CVCLABに毎月届く全国健康保険協会(協会けんぽ)のお便りが私の楽しみのひとつです。

 

一枚の両面刷りペーパー便りなのですが、

そこから得られる毎月の情報等には、

健康キャリアを考えたり生活等に役立つことが掲載されています。

その情報量がなんともちょうどいい感じで豆知識を養うのに最適なのです。

 

よくみかける情報量満載のメルマガ等よりはるかに脳にインプットしやすい…汗

※すみません…少し悪口になっていますね。

 

ただ闇雲に脳へ情報を入力すればいいということではありません。

うまく機能しなければ逆効果です。

 

試験勉強なども似ていますよね。

 

例えば、

 

現在、公認心理師試験の勉強を追い込みで行っている方も多いと思います。

 

しかし…

試してみると意外と覚えられていない自分にがっかりしたり焦ったりしていませんか?

 

せっかく公認心理師で脳機能や構造、

記憶などの勉強をしているにも関わらず、

ご自身が脳への優しさを実践できていないことにもつながるのかもしれません。

 

もう少しぼんやり時間を活かした方が良いかもしれません。

※人によって、ぼんやりし過ぎることもあるかも…

何事も適度がいいですね。

 

読者の皆様は「スマホ脳過労」という言葉をご存知でしょうか?

 

かなり細かいことですが、

個人的には「スマホ」という省略した言葉に違和感を抱く方なのです。

しかし現代では当たり前の言葉に進化したようにも思えます。

ここではあえて世間一般に表現されている

「スマホ」という言葉を使っています。

 

私は「キャリコン」という言葉をネガティブに捉え、

《きちんと「キャリアコンサルタント」と表現しようよ!》

なんて思っていた駆け出しの頃もありました…苦笑

 

そうした言葉を気にしない人は全く注意が向かないものですよね。

こうしたことでもキャリアコンサルタントとしての支援方策が変化したりするので興味深いものです。

 

お話しは戻り、

今月の「協会けんぽだより」に記されている内容に少し触れたいと思います。

 

以前もブログに書いたことがあるのですが、

今はパソコンやスマホなどの機器を使用して多くの情報を得ることがあります。

それが莫大な量なので、はっきりいって処理し切れていないことが多いと思います。

 

しかも情報の質を見極めるだせでもひと苦労かかります。

 

お忙しく過ごされている人は多く、

休憩時間などを利用してスマホの画面をみています。

 

スマホで息抜きをしているつもりの方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、実は息抜きになっていないということが多い。

 

「けんぽだより」の言葉をお借りすると…

〈「スマホ脳過労」とは、

スマホから文字や映像などの膨大な情報が絶えず流入し続け、情報処理が追い付かなくなり判断力が低下したりすること。〉

と説明されています。

 

公認心理師の勉強にもなりますが、

人間は前頭前野(脳)で情報処理をします。

 

・浅く考える機能

・深く考える機能

・ぼんやり考える機能

 

上記の通り概ね3つの機能があり、

例えばスマホでの検索や気になる情報をサラッと読んでいるような時は、

主に浅く考える機能を使っていることが多く、

深く考えることやぼんやり考えることが少なくなりフリーズするともいわれます。

 

そのような状態が日々続いている人の症状としては、

物忘れ、ミス、イライラ、怒りっぽい、集中力低下、モチベーション低下、意欲の低下、慢性的な疲れや肩こり、首の疲れ、内臓の疲れ等があります。

 

まさに物忘れとかミスなどは浅く考える機能の低下です。

集中できない、イライラなどは深く考える機能の低下、

そして前頭前野の働きに過度な負担がかかれば、

自律神経の乱れにつながり慢性疲労や腹痛等の症状が出ます。

 

これらが「スマホ脳過労」の症状といえます。

 

これでは適切な判断力も衰えるでしょうし、

記憶力なども低下するのは当然かもしれません。

 

思い当たるような方はいらっしゃるでしょうか。

 

こうした支援もキャリアコンサルタントや公認心理師の役割ですが、

先ずはご自身ができていることが必要なのかもしれませんね。

 

偉そうに記事を書いていますが、

現代社会において、

パソコンやスマホをみないように…

というのは現実的ではありませんね。

 

情報によって助かっている人も相当にいらっしゃるわけで、

「スマホ脳過労」との付き合い方をうまく意識できるといいのかな…と思います。

 

先ほどご紹介いたしました「けんぽだより」には、

以下の対策例が書かれていました。

 

●対策例

※うまく使いこなすためのルールを決める

・ベッドにはスマホを持ち込まない

・メールやアプリの通知をオフにする

・画面のロックを複雑にする

・テレビを見ながらスマホを使うなどマルチタスクを避ける

 

※ぼんやりとする時間を作る

・寝る前の10分間は何も考えない時間を作る

・休み時間もずっとスマホを見るのではなく5分間は画面を閉じる

 

何かひとつでも実行出来そうなことがあれば、

対策としてやってみてはいかがでしょうか。

 

私も毎日なるべく意識して生活しています。