キャリアコンサルタントの活動を行いながら、
公認心理師試験の勉強をしている方は多いと思います。
1級キャリアコンサルティング技能検定試験の対策準備を進めながら同時に公認心理師試験の対策も行っている方もいらっしゃいます。
来月7月に実施される予定の第5回公認心理師試験は、
Gルート受験者にとって最後の機会です。
約1ヶ月と迫っている受験に向け、
最後の追い込みをかけている方も多いことと存じます。
絶対合格に向け、とにかく頑張らないといけないですね。
応援しています。
私の仲間も多くの人が今回の公認心理師試験にチャレンジします。
今日は私が仲間と勉強会で使っている資料のひとつをご紹介しますね。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご紹介する資料はズバリ「ミニD」です。
ボロボロになりつつありますが…汗
親本のDSM-5のコードと診断基準が編集された小冊子バージョンです。
「精神疾患の分類と診断の手引」概要がつかめます。
例えば、
自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症(ASD)は神経発達症群/神経発達障害群に入っていますが、
統合失調症は異なる群にカテゴリーされていることなど正確に記憶を整理することができます。
※統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群というカテゴリーが別に存在します。
では、緊張病はどこにカテゴリーされているか…などなど。
公認心理師試験ではこうした問題が複数出題されますし知っておくと応用がきいたりします。
22のカテゴリーをサクッと読んで記憶の片隅に残しておくだけでも、
1点もしくは3点が得られることにもつながります。
それが合否のわかれ道になることもあるんですよね。
なお、公認心理師試験のお話しだけではなく、
キャリアコンサルタントにもこの知識は実践で役立つことが色々あると思います。
1級CC技能検定試験においても事例をみていく時等の視点等が増えますし、
精神科医の方がどのような診断基準を持っているのか等も理解するきっかけになり、
相談者のキャリア形成支援に必須の知識であることがわかります。
「ミニD」
小さな小さな本ですがとても勉強になります。
公認心理師はもちろん、
キャリアコンサルタントが持っておくことも必須かもしれませんね。