本日に続き、明日から3日間、

1級キャリアコンサルティング技能検定の実技面接試験が実施されます。

※勿論、その後に受検の方もいらっしゃいます。。

 

今日から明日未明にかけての降雪の影響がどこまであるのか心配ですが、

明日受検の方は、お早めに試験会場付近に移動されることをおすすめいたします。

※雪の影響が翌日までかかることがあります…。

 

関東圏以外でも降雪の影響もあると思います。

 

とにかく公共交通機関等の情報には

十分に気をつけて行動を取るようにお願いいたします。

 

私は明日、横浜で1級実技面接試験対策講座を実施するため、

本日のうちに東京へ移動いたしました。

先ほど横浜に着いたところなのです。

 

講座は明日以降に受検される方が受講対象者様となります。

 

講座の受講者様によっては、

横浜会場までの移動等が厳しい状況になるかと思います。

決して、ご無理をなさらないようにお願いいたします。

 

さて、

今回のブログ記事について書きます。

 

事例指導の面接を実施していくうえで事例相談者のことを

〈難しい人だな〉

〈できる人だな〉

〈何を言ってもダメだな〉

というように感じることはありませんか。

 

事例相談者自身がキャリアコンサルティングについて、

何か、強い信念というか…

哲学を確立しているとしましょう。

 

すると、

 

事例指導者(受検者)としてにっちもさっちもいかない状態になる。

 

事例指導者がどこか試されているというか、

立場が逆転してしまうような関係性に思えることがあります。

 

これは、事例指導者の錯覚だと思います。

 

実は、事例指導者(受検者)がそのように思い込んでいるだけ…かも。

 

見方を変えれば、

事例指導者がどこかで事例相談者をコントロールしようとしているからこそ、

相手が思うようにいかない。

 

そうとも言えるのです。

 

要するに、

相手(事例相談者)のことをコントロールできないこと自体、

自分(事例指導者・受検者)の能力のせいだと自身で責めてしまうことにもなるのです。

 

なぜ、事例相談者に実力があるといけないのでしょうか。

 

なぜ、事例指導者が事例相談者よりすごくないといけないのでしょうか。

 

実際、事例相談者の能力が高いほど、

事例相談者の感性が高いほど、事例指導者は本当に楽なのです。

※表現が少し変ですが。。。

 

私が尊敬している先生の言葉をご紹介します。

 

「今日の受講者の人たちはできる人たちばかりです。だから私は楽。」

 

こう言い放ちました。

 

そう。

 

事例相談者(相手)がキャリアコンサルタントとしての力があればあるほど、

事例指導の面接のクオリティーは、より高くなると思うのです。

 

決して、事例指導者の力ではない。

 

いつの間にか、この試験において、

事例指導者役が事例相談者役のことを如何にコントロールしようと考えているとするならば、

それはロールプレイの目的自体をはき違えているのかもしれません。

 

試験よりも実際の事例指導の面接の実践を考えてみましょう。

 

この記事にしっくりくる方は、

今一度、考えてみると面白いほど新たな手がかりが見つかるのではないでしょうか。