今回はセミナーの昼食休憩時間を利用して書いていますので、

少し読みやすい長さの文章かと思います(苦笑)

 

大切なポイントだと思っていますので記事にいたします。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験はロールプレイが30分間。

過去10年間も同じ時間ですね。

 

受検者様全員がこの30分間に色々な思いを抱いていることでしょう。

 

事例指導の実技訓練等(ロールプレイ)で大切なことは、

目の前の事例相談者役の方の研鑽の時間であるということ。

 

ご本人が面接に来ているわけですから、

それだけでも主体性があるとも認識できます。

 

これは1級の検定試験においても同じことではないでしょうか。

 

事例指導者が肩肘張って色々と考えすぎると、

当然、指導を受けにきた事例相談者からすれば、

自分から自由に考えられなくなり、事例指導者の考え方に対して、

懸命に理解しようと注意がそこにいくことがあります。

 

それでは誰の時間なのかわからなくなりそうです。

 

事例相談者の大切な時間を、

事例指導者が自分のやりたいことや自分のことに時間をかけていることは、

お互いにとってもあまりよい結果を生まないように思います。

 

事例指導者という役割がすごい人・役ではなく、

全ては事例、そしてそれを担当した事例相談者から学ぶ姿勢が大切かもしれません。