昨夜は日本キャリア・カウンセリング研究会様(JCC様)主催での事例指導スキルアップセミナーが開催されました。


セミナーに参加いただきました受講者の皆様、

そして主催いただいたJCC様、担当者様、どうもありがとうございました。


正解のない問いに対する様々な考え方や視点等が、

ひとりでは得られないような新たな気づきにもつながったのではないかと存じます。


昨夜のプログラムに引き続き、

次回は第二弾として11月30日に開催される予定です。


特に1級キャリアコンサルティング技能検定試験を受検される予定の方にとって、

事例指導の本質的な部分に触れていくことができるような内容にしています。


また11月30日に受講いただける方は楽しみにしてご参加願います。

※セミナーに関心のある方はJCC様までお問い合わせください。

※11月30日のみの参加も可能です。

(JCC様の非会員の方も参加可能です)

https://npo-jcc.org/2021/10/31/20211124annaipabe/


多くの方と学びを深めてまいりたいと思っています。
奮ってご応募くださいね!

さて、
今回の記事はわりと挑戦的なタイトルです。
※個人的な思い等から書いていますのでご了承ください。

1級キャリアコンサルティング技能士を生きようとする人に対して、
例えば、
論述解答の添削をするサービスがある?(私はみたことがないので半信半疑です)と、ある先生から伺い相当驚いた次第です。

正直なところ、
スーパービジョンや事例指導の学びにおいて、
そのようなことを取り入れることができるほどの人がいるのか…?
とざわざわと複雑な気持ちになりました。

もし自分の論述解答をどこかの人が添削すると言ってきたら、
それはえらく迷惑でしかありません。

勿論、それは私だけの感覚ではなく、
私を育ててくださった先生方は先ずそうしたことは絶対になさらないでしょう。

因みに…

子どもの作文や感想文などに保護者の方が手を加えるということを聞いたことがありますが、
それはなんとなく親の目的等が伝わってくる感じです。

こうしたことでもどうかと考えることがありましたが。。。

専門家として様々な学びを重ねながら、
その時の今の自分自身の力を総動員させることに価値があり、
また脳をフル回転(…かどうかわかりませんが)させ自力で文章を案出することに意味があります。

論述解答に関して本質的なものを持たないまま、
人から得た文章表現や書き方、添削内容を参考にしたところで、
実践力が阻害されてしまいそうです。

自身で言葉をしぼり出そうとするところに、
いざという時の今の自分のそれ以上でも以下でもない力が発揮されるわけですね。

安直な記述法等のhow-toは、
恐らく指導レベルキャリアコンサルタントが求めていくものではないでしょうし、
専門家としての学びに必要なことは論述解答の書き方ではなく、
もっと本質的なところだと信じています。

少なくともキャリアコンサルティング技能検定試験の論述の書き方などよりも大切なことがあります。

試験まであと2週間強というところ。

ご自身の時間を大切にしてスパートをかけて欲しいと願っています。