昨日は予定通り福岡会場で1級の対策講座を開催することができました。
福岡における対面型の講座を開催するのは本当に久しぶりで、
受講者の皆様とお会いできることがとても嬉しかったです。
参加をいただいた方々に心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして本日も福岡で講座を開催いたします。
予約をいただいている方は会場までお気をつけてお越し願います。
お会いできることを楽しみにしています。
さて、
12月12日の試験まで2ヶ月を切っています。
これからどのように試験対策を進めていくかによって、
結果の違いが出てくることもあると思います。
特に12月に実施される実技(論述)試験は、
机上での勉強時間をただただ重ねていけばいいというだけではありません。
また、間違った方法で試験対策を進めていくことも結果がついてこないと思います。
目の前の事例相談者の成長が相談者支援に役立つのだということを念頭に
実践的な指導面接のイメージをもって1級論述試験に臨んで欲しいと思っています。
今回の記事タイトルに記しましたが、
1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験では、
選択問題の中で、事例指導を行ううえでの目標設定の問いが設定されています。
※過去問を基準に記しています。
選択問題の問2のところですね。
この目標設定において、
大事にしたい点をざっくりと整理して書いておきたいと思います。
※私が大事にしていることをまとめました。
記事内容にフィットする方は取り入れて検討してみてください。
1、目標は具体的(明確)に示す(抽象的な表現にならないように)
2、目標設定のつもりが方法内容になっていないか注意
3、目標は事例相談者が気にしている点とつながりがあることが優先
上記のようなポイントを意識しています。
例えば、1に示した内容は、
意外と難しいことだと思います。
論述試験の時間内において、
目標設定の表現についてあれこれ思考を巡らせている時間がもったいない。
そこを文字化するまでに15分も20分もかかっているようだと、
試験の時間がいくらあっても足りません。
したがって、
具体的に落とし込むまでに時間をかけて悩むくらいなら、
抽象的でも構いませんので、一旦大雑把な指導目標を仮に設定し、
その大きな目標を達成するための方法や内容を具体的に文字にしていけば、
自ずと、先ほど立てた仮の目標をもう少し分解して表現できることがあります。
実際の事例指導やスーパービジョンでも、そうしたやりとりを行うことがあります。
とにかく1級の論述試験は特に時間管理が大切な面があります。
何かに時間をかけすぎたために、他の問いがやっつけ仕事になってしまうようなことがないように、
本番でのタイムマネジメントができるように練習を重ねることも必要かと思います。
応援しています!