昨日、大阪に入り、

用事があって天満駅近隣に伺ったのですが…

 

すごい人。

 

昼間からお酒を飲んでいる人も目立ちました…(苦笑)

※本当はアルコール提供は禁止とされていると思うのですが。。。

 

大阪は、

本当にディープな街があちこちにあります。

 

私は…

用事を済ませて人混みのない通りを選んで、

そそくさと退散いたしました。

 

さて、本日から2日間大阪会場にて

1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を開催します。

 

今年度の1級論述過去問を使っての対策講座プログラムは、

この8月が最後となります。

※来月からはCVCLABオリジナル論述問題を使っての講座です。

 

大阪会場にご来場の皆様、

お会いできることを心から楽しみにしています。

 

お話しは変わり、

本日の記事タイトルについて書きます。

 

数年前、

1級キャリアコンサルティング技能検定試験の話題を

ある著名な先生がされていて、

 

その中で、

 

「事例指導というのは振り返りでしょ。」

 

という表現を使っておられました。

 

事例相談者が一人で自身の面談を振り返っていくことも大切ですが、

それを改めて別の専門家に聞いてもらうことは、

より質の高い振り返りが実現でき適切なフィードバックにもつながり、

とても意味があることだと思います。

 

その時、

話を聞く側(事例指導者=受検者)の姿勢や態度として、

 

事例相談者のできていないこと、

苦手なところ、問題点等々にフォーカスし指摘し、

それを修正させようとするのでは、

事例相談者の適切な振り返りを促進していくことにはならないでしょう。

 

要するに事例指導面接にならないのです。

 

事例相談者の可能性への言及があってこそ、

事例相談者の成長支援になるのだと考えます。


論述試験の事例を読むときもそのモードで考えていくことが大切なんだと思います。


問題ばかりを挙げたところで事例指導の実技として成り立たない面があると考えますし、

それは事例に書いてある事柄だけに振り回された見立てになるかもしれません。


事例相談者の失敗等に対し、

単に定型的な解答記述にとどまらないこと、

そして修正や改善などの提示はなるべく具体的な表現を心がけることが大切なんだと思います。


論述も実技試験として考えていきましょう。