本日、福岡市から急遽連絡が入り、今の新型コロナの感染状況から、

8月9日〜31日までの間、福岡の公共施設の会場が休館になると報告を受けました。

 

つきましては、

8月の福岡会場での1級対策講座(対面型講座)はオンラインに切り替えることとなりました。

※8月に福岡会場で予約をいただいている方には既にご案内を差し上げております。

 

対面型を楽しみにしてくださっていた方もいらっしゃるので、

本当に申し訳なく存じます。

早々にご返事をくださった方、そしてご協力をいただき誠に感謝申し上げます。

どうもありがとうございます。

 

オンラインに切り替わっても、

講座でご提供していく大切なポイント等をしっかりとキープし、

質の高い講座プログラム内容をご提供いたします。

ご安心いただけたら幸いです。

 

なお、大阪会場と横浜会場では、

今のところ各自治体の当初の方針等に変更はない(時間短縮での開館)様子ですが、

こればかりはいつ状況が変化するかはわかりません。

今は関係各所の動向等を見守っていきたいと考えております。

必要に応じ、受講者の皆様へご相談を差し上げることがあるかと存じます。

その際は、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

さて、

今回の記事のタイトルについて書きます。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験問題の事例は

《事例相談者がまとめた事例》

であることを大切にしたい。

 

これまでブログに幾度か書いてきたことではありますが、

改めて今回も記事にしてみたいと思います。

 

つい自分(受検者)中心の視点で

事例検討を進めてしまうことがあるので注意したいところです。

 

事例指導面接が目的ですから、

実技試験として事例の扱い方等、事例指導者として意識できることが必要です。

 

スーパービジョンの養成講習などでも、

事例(ケース)記録の扱い方についてはプログラムされていると思います。

 

事例に記載された些細でネガティブなことばかりに注目(選択的注目)し、

その事柄などについて過度な一般化をはかろうとすると、

事例相談者に対して歪んだ見え方になってしまうことがあります。

 

根拠の薄いまま一般化し、

結論を出そうとすることは事例指導の実践としてナンセンスな感じがします。

 

事例指導者の関わりが、

事例相談者の成長への効果的な動機付けにつながっていくことを

十分に意識して事例を読むことが事例指導者としての

優先されていく姿勢や態度だと考えます。

 

事例相談者のことを思って指導してるつもりが、

事例指導者が、

たとえば、

 

「べき思考」

「過度な情緒付けと理由付け」

「不公平な比較」

 

等、

 

無意識のうちに自分の自動思考に影響を受けてしまっていることもあります。

 

まだまだ試験まで時間がありますので、

一旦立ち止まってみて、自分自身の存在(関わり等)が

「この事例相談者」に対しどのような影響を及ぼすことになるのか…

客観的に考えてみると視野が広がることもあります。

 

過去問を使いながら、

色々研究してみて欲しいと思います。

 

CVCLABでの8月の講座は、

5月から毎月実施してきた1級論述対策の総集編的プログラムとなります。

 

9月からはオリジナル事例をご用意し、

8月まで学んできたことを生かしながら事例を読み取っていく内容にしています。

 

どうぞ楽しみにしてご参加ください。