昨夜、9月のCVCLAB1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座の予約を開始したところ、

今朝の時点で全ての対面型講座及びオンライン講座が満席となりました。

 

早速予約をいただきました方へ心より感謝申し上げます。

どうもありがとうございました。

 

また、9月の受講に関して予約はできなかったという方、

ご検討いただいた方々にも重ねて御礼申し上げます。

 

選択肢が少ない中でのご検討くださり、

諸々ご不便をお掛けしてしまい恐縮です。

 

9月のことですのでまだ少し先のお話ではありますが、

9月からは、CVCLABではオリジナルの事例をご提供し、

論述試験の対策をさらに深くして進めてまいります。

 

また、ロールプレイや口頭試問に関しましても、

少しでも早めに取り組んでいただくために、

9月に先ず基礎的なところをしっかりと学んで頂こうと考えています。

 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、

今回の記事では「選択的注意」のプラス面を意識した事例の読み方について、

私の考えを書いてみたいと思います。

※選択的注意とは人のあらゆる感覚器官を通して知覚された情報等を、

意識的・無意識的に注意・選択している情報処理だと認識して書いています。

 

ひとつの考えとしてこの記事を読んでいただけたらと存じます。

 

例えば、

1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験のように、

相当に緊張している中で、スタートの合図と共に初見の事例等を開いたところで、

そこに並ぶ文字を普段通りに読み込むことは至難の業かと思います。

※大丈夫な方もいらっしゃるかもしれませんが…。

 

事例を読み進めていくときに、

試験の各問の解答をまとめていくために事例を読もうとしていることもあると思います。

 

そうすると、

 

その事例に書かれている文字を追いかけながらも、

同時にページに書かれた事例内容全体を掴もうとしていることも出てきます。

 

結果、全ての文字を追いかけながら気になるところにアンダーラインを引き、

ご自身の中では事例の理解を進めているつもりでも、

なかなか事例がまとまってこない、表層的にしか理解できない、

事例の内容がどうも掴めない…ということはありませんか。

 

そこでいくら重箱の隅をつつくように事例を読み込んでも、

頭で情報処理が追いつかないこともあると思います。

 

読めば読むほどわからなくなってくる…

という悪循環に陥ってしまうこともあります。

 

少しざっくりした表現にはなりますが、

私がここでお勧めするのは、

もっと限られた情報に絞ってもいいのではないかということです。

 

少々荒っぽく書けば、

処理しきれない情報は捨ててしまうということもありだと思います。

 

心配しなくとも、完全に捨てたり無視はできませんので、

要するにその程度で良いということもあるのです。

 

そもそも事例を理解するのに時間をかけ過ぎということがあります。

 

あれこれ情報を取り入れようとしないで、

ご自身の中で選択的注意が働くところから事例相談者を理解していく進め方を試してみると、

わりと論述試験の各問と繋がってくると思います。

 

まだ相応に時間があると思います。

 

皆様の1級合格を応援しています!!