スーパービジョンについて、

ある先生(ソーシャルワーク業界)から教えていただいたことをひとつご紹介します。

 

キャリア形成支援者同士でのセッションにおいても役立ちますし、

また、1級キャリアコンサルティング技能検定試験のロールプレイにも役立つことだと思います。

 

ズバリ、人間関係の構築を図ることは、

事例相談者と事例指導者の効果的な対話を進めていくうえでの資源です。

 

敬意のこもった姿勢や態度、

わかりやすい言葉を選択する努力、

絶対的に耳を傾け、受容し、非審判的態度が一貫していること。

 

これら全ては、よりよいコミュニケーションを構築することにつながります。

 

そして事例指導者は、

言葉を使って情報を伝える際、特に気をつけておかなければならないことに、

人によって、違った形や意味合いで受け止められてしまうこともあることに、

とても敏感でなければいけないと思います。

※コミュニケーションレベルの異なりを認識していく必要性があります。

 

こうした姿勢を終始取り続けられることは、

事例指導者として必要なことであり、

だからこそ、より意義のある人間関係が構築されていくのだと思います。

 

《30分間でそんなことできる?》

 

という思いを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

たとえ20分間でも30分間でも、

よりよい人間関係を築くことは不可能ではないと私は考えています。

 

メッセージは伝わるということ。

それを確信しているからこそ成立する。

 

事例相談者と本当の時間を過ごすことができるように向き合いましょう!

 

1級面接試験の受検、応援しています。