本日から2月21日の朝まで、
事例指導の面接において実践的に気にしたい点をひとつづつなるべくわかりやすくご紹介したいと思います。
もしフィットすることがあれば、
ロールプレイなどでお役に立てていただけたら幸いです。
1級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験で、
事例相談者役の方に対して、
(ありがとうございます)
を頻発してしまうことがあります。
()=事例指導者
「」=事例相談者
例えば、
①(初対面なので最初に自己紹介をしてもよろしいでしょうか?)
「はい…」
(ありがとうございます)
②(事例をご説明いただけますか?)
「はい…」
(ありがとうございます)
③(〇〇ということでお間違えないでしょうか?)
「はい。」
(ありがとうございます)
④(〇〇を行うことでいかがでしょうか?)
「はい、お願いします。」
(ありがとうございます)
⑤(今日の面接を振り返ってみていかがでしょうか?)
「思いがけないところに気がつきました。」
(ありがとうございます)
という具合に、
キリがないくらいになんでもかんでも話の節々に
(ありがとうございます)
と口癖のように発している人は
少し注意された方が良いかもしれません。
※上記全ての(ありがとうございます)を否定しているわけではありません。
単に、話と話のつなぎ言葉として心のない
(ありがとうございます)
になっているとなると、
言われている側は嬉しくもありませんし、
違和感を感じてしまうことにもなるのかもしれません。
(ありがとうございます)
とはとても大切な心の言葉です。
易々と使う言葉ではないと感じます。
これまでの事例指導のロールプレイの音源があればぜひ聞いてみてくださいね。
新たな発見があったりして意外かもしれませんし、
そんなところから事例相談者との関係性のポイントを掴むことがあるかもしれないです。
日頃、クライエントとの面談等で、
常に言葉遣いに細心の注意を払う私たちは、
こうしたことも大切にしておくことは、
必要なことなのかもしれません。