ノートに以下のことが書かれています。
※私が先生から指導を受けた内容です。
スーパーバイジーに対し、
スーパーバイザーの強みについて聞いた調査があるそうです。
・自分の業務を認め、ポジティブに援護している
・業務のストレスに敏感で、私の心身の健康を気遣ってくれる
・サポートしながらも、私が自立できるように配慮してくれる
・都度ポジティブなフィードバックを用いて、良いところは評価し認めてくれる
多くのスーパーバイジーのコメントは上記の通り、
支持的な振る舞いを度々挙げられています。
まさに実際の現場での関係性に影響するわかりやすく大事なポイントですね。
これは、
キャリアコンサルタントのスーパービジョンの場面でも、
そして事例指導の面接の場面でも役立つポイントであり、
且つ、
1級キャリアコンサルティング技能検定の実技試験においても大事なポイントにもなり得ることです。
指導者の役割において、
基本的態度・姿勢ではないかと私は思います。
さらには、
スーパーバイザー側からみた場合、
自分の主要な強みとして挙げていることに、
以下の支持的振る舞いがあるそうです。
・ポジティブで公平、支持的に関わる能力
・バイジーがリラックスして実際の現場での問題を議論でき、共感的で支持的な環境作りができる
・共感的で礼儀正しく、面倒見がよく、そして安心できる学びの環境を提供できる
・共感的、直接的、理解のある、非権威的なやり方でバイジーと関わる能力
バイジーが望む要素とバイザーが大事にしている要素が、
しっかりと一致していることがわかります。
例えば、1級CC技能検定試験の面接時間は30分間です。
その中でどこまでできるだろうかと考えてみてください。
自ずと、何を大切にして30分間のプランを立てていくかが見えてくるのではないかと思います。
ただ、事例指導者(受検者)側の都合で、30分間の中で面接を進めなければ、
何とか展開しなければならない…など、
自分を中心的に思い込んでしまっていると大きな間違えを起こすと思います。
進めるのか、展開するのか、
それは、
目の前の事例相談者にその意思がなければ勝手に面接を進めてはいけません。
これは意外と普段の仕事(例えば、クライエントとの面談や部下との面談等)にも、
その傾向が出ていることが多く、
自己の点検を客観的にしてみたいところです。
点検する際は、自分のどんなロールプレイでも良いので、
わりと最近のものがあれば聞き直してみると自分の傾向に気づけることもあります。
私も人のことは言えませんが、
できる限りそうした努力を重ね学んでいるところです。
録音した音声データはその時のそのままを再現できるので勉強になります。
本当にsupportiveな自分がそこにいるのか、
確認してみて欲しいと思います。