《自己概念》と聞くと
私はわりと肯定的な言葉に受け止めますが、
一方で自身では否定的な自己概念を持っている自覚もあります。
例えば、
自身のその否定的な自己概念をズバリ他人がそう見てくれている場合、
私はその人に対して心から安心感を覚えます。
読者の皆様はいかがでしょう。
自分とは…という自認しているものと、
他人がその通りに私のことを見てくれているものが一致していることから、
私は、別の人間像を取り繕わなくても良くなるときがあります。
他者から期待されている別の私の像があると、
私はそこに葛藤を覚えます。
実は、こうしたことはクライエント支援活動を行っていて、
わりと頻繁に起こることで、
また、それを自覚できていると事例指導の面接でも役に立つことは多いものです。