今日は、

1級キャリアコンサルティング技能検定試験論述問題の解答用紙への記述について書きます。

 

下の写真は、第8回の試験時の必須問題の解答用紙ですね。

※選択問題の解答用紙は別途あります。

ホームページからPDFがダウンロードできるのでわざわざ写真にしなくとも良いのですが、

パソコン上で既存の編集ソフトを使って印をつけたかったのでスマホで写真を撮りました。


 写りが悪くて恐縮です。

 

さて、

この解答用紙への記述可能スペース(採点される箇所)は各問の解答枠内のみとなるわけですが、

人によって様々な見解をお持ちだと思います。


例えば、

多くの文字を記述したいことから、

横の罫線を自分で増やして行数を倍にする…

なんてことを思い付く人もいるそうです。


それって正式な解答用紙フォームを、

自身の解釈で勝手に書き加えてしまう行為であり、

指導レベルキャリアコンサルタントとして相応しいかといえばどうなんでしょうか。


まぁ、

何事もルールなどあって無いようなものだと生き抜く人もいらっしゃいますので、

人の見方次第では臨機応変に適応しているのだと言われれば…


うーん、しかし無理がありますかね。


先ずそうしたことはしない方が良いと私は思います。


他にも、


罫線を加えることはしないけれど、

行数の中で書ききれなかった文章を最後の1行に詰めて二段にして書いたらどうなんでしょうか?


といったお話しもありました。


技能検定試験でそのような書き方が採点されるのかはわかりませんが、

私はそのようなことはしないと答えます。


そんな事態になる可能性があるのであれば、

もうひとつの解答用紙の裏面を使用して解答文章をイメージしておきます。

※これまでは解答用紙の裏面はメモ書きなどとして使用することができました。

例えば、必須問題をやっている時は選択問題の解答用紙の裏面、

選択問題をやっている時は必須問題の解答用紙の裏面を使うことができるかと思います。


《ご注意》

今年度の試験で論述解答用紙の裏面をメモ書きとして使用できるか否かはわかりませんので、

受検時に注意事項等を確認してから取り掛かってください。


最後にもう一つ。


「枠内の一番上と一番下の箇所は余白だと思うから記述しない方が良いですよね?」


というような私にとって思いがけないお話しが飛び出すこともあります。


この意味が通じないといけないので、

上記の写真に赤いマークを付けてみました。


パソコンのマウスで印をつけたのでうまく印をつけられませんでしたが、

なんとなくわかっていただけるでしょうか。


この赤丸印の箇所が余白だと考える人がいらっしゃいます。


もし最上段の行と最下段の行を解答スペースとして認識しないことになると、

例として必須問題の問1は4行の中で記述するということになりますね。


その問いの解答スペースを6行とみるか4行とみるかでまるで異なります。


私は枠内の全ての行が採点基準になると認識していて、

例えば必須問題の問1でみれば6行への記述は全て有効だと考えますが皆様はいかがでしょうか。


もしこの必須問題問1の解答用紙について有効スペースが4行だと認識するのであれば、

選択問題の問1や問2は2行だけということになってしまいますね(笑)


私はそんなことは無いと思います。


このように同じ情報の中でも捉え方で明らかに結果の異なりが発生するわけです。


実に様々な考え方があるものですね。


どうでも良いことだと思われる方もいらっしゃいますが、

どうでも良いことなど世の中には無いと私は思っています。


ひとつのものの見方で世界が変わります。


そんな思考や感情から行動化されていくことがありますので、

キャリアコンサルタントとして、

そこでその時、人が何を考え何を思うのかを大切にし、

自分の意見も大事に発したいところです。


昨日で今年度の受検申請が締め切りとなりました。


いよいよ受検まで73日、あと2ヶ月半弱ですね。


自分のベストを尽くせるようにやっていきましょう!