さすがジェイミーダイモンだ。昨日のJPモルガン決算発表後の質疑応答で、9月中旬のレポ市場の混乱について聞かれた際に、ダイモン氏は、即座に様々な規制の詳細を述べ立て、これらの規制がなければレポ市場に資金を回していたと回答した。具体的には、CLARとResolution and recoveryを制約の例として挙げていたが、とっさの質疑応答であそこまですらすと規制の詳細を語るということは、規制が本当に経営上キーになっているということなのだろう。
全ては当局次第と二度も述べていることから、よほどフラストレーションが溜まっているものと思えるが気持ちはよくわかる。

それにしてもJPモルガンの連邦準備預金の減らし方は予想外に大きかった。Bloombergの記事で引用されたコメントにあるように、JPがそこまでレポ市場に回る資金を減らさなければ、金利が10%まで跳ね上がるようなことは本当になかったのかもしれない。

ただし、当局には規制緩和をしてJPのような銀行に資金の出し手となってもらうことは全く考えておらず、銀行の役割を自らが果たそうとしているように見える。
金融危機の後遺症はまだまだ簡単には消えそうもない。