1.おぼえていてね。

   人生は、80年から85年ありますが、犬は10年から15年くらいしか

   生きれません。  ずっと一緒にいたいけど、永遠には一緒にいれないから、

   何年経ってもあなたと離れる時間が、何よりつらいのです。

   どんな時もそばにいてください。

 

2.時間をかけてね。

   僕はなにか悪いことをしてしまったようだけど、僕はあなたが何をして

   欲しいのかわかるまでに時間がかかります。 だから、わかるまで繰り返し

   教えてください。  僕の先生はあなただけなのだから。

 

3.信じていてね。

   僕のことをいつも信じていて欲しいのです。 それだけで、僕はとっても

   幸せなんだから。

 

4. ひとりにしないでね。

   罰として閉じ込めたり、長い間叱られるのは、好きではないのです。

   あなたには、他にも楽しみがあって、友だちもいるかも知れない。

   あなたにとっての1時間は、僕にとっては5時間。

   僕を一人にしないで。  僕にはあなたしかいないのです。

 

5. 話かけてね。 

   僕にはあなた達が使う”ことば”が分かりません。 でも、時々、

   僕に話しかけて欲しいのです。  あなたの明るく楽しそうな声を

   ずっと聞いていたいのです。

 

6. 忘れないからね。

   あなたはいつも私に、どんな風に接していますか? あなたが僕にして

   くれたことを僕は決して忘れません。

 

7. 傷つけないでね。

   僕を叩いたり、イジメたりする前に、覚えておいて欲しいのです。

   僕は、鋭い牙で、あなたを傷付けることができるけど、けっして、

   あなたを噛まないようにしているということを。

 

8. よく見ていてね。

   僕が言うことを聞かない時、家族のみんなを困らせてしまう時、

   僕は言葉を話せないけど、実はちゃんと理由があるのです。

   ストレスだったり、病気のサインだと覚えておいて欲しい。

   僕にはあなたしかいないから、そばにいるあなたに気づいて欲しいのです。

 

9.お世話をしてね。

   僕もあなたも、今はとっても元気だけど、いつか必ず歳をとって、

   体も不自由になります。 あなたは、歳を取るまでに、たくさんの出会いが

   あって、結婚して子供が生まれたりして、孫もできたりして、たくさんの家族が

   増えていくでしょう。

   でも、僕が生きている間、僕の家族は目の前のあなた達だけだから、

   歩けなくなっても、目が見えなくなってしまっても、たったひとつだけの

   大好きな”家族”に最後までお世話をして欲しいのです。

 

10.愛しているからね。

   最後のお別れのその時まで、一緒にそばに居てください。

   ”辛くて、見ていられない。" ”立ち会いたくない” そんなこと、言わないで。

   あなたが側にいてくれるなら、僕は安心して、”虹の橋”へ行けるのですから。

   そして、どうぞ、忘れないで。

   僕がいつまでもあなたのことを愛しているということを。

   

 この話は、犬の10戒という短編詩を元に、お子さん向けにアレンジを

 加えたものです。 犬は可愛いし、従順ですが、犬だから吠えるし、

 嫌なことがあれば噛むし、今は、定期的に毎日のおしっこは、散歩中にして

 いますが、今後は何が起きるか分からない。

 

 Luckは、8年前に迎え入れた時は、犬だったし、迎えた日から、Luckは、

 家族になりました。  家族のルールに従ってくれています。

 人や物を噛んではいけないこと。  吠える必要はないこと。

 

Luck君は、こういった事をよく理解した息子です。

食事だけじゃなく、晩年、白内障で目が見えないワンコも居るようですが、

昨年、1年前くらいから、遅ればせながら、白内障/禄内障に効くという目薬を

挿しています。  コレで罹らないというのではなく、避けることができるかも

しれないという程度ですが、3ヶ月のうちそれぞれ4週のうち3週を点眼して

います。  飼い主の満足で、避けられれば良いという気休めです。

 

さて、たった今、郵送が届きました。