内堀知事は、県内の感染状況について「第7波に入っている」と危機感を示したようです。
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感染の拡大が止まらない新型コロナウイルス。 福島県は15日、対策本部会議を開き、
内堀知事が県内の感染状況について「第7波に入っている」と危機感を示しました。
新型コロナウイルスについて県内では14日、郡山市で90人、福島市で87人、
いわき市で74人など、合わせて472人の感染が確認されました。感染者の数は、
14日連続で前の週の同じ曜日を上回り、高い水準が続いています。入院は221人で
重症はいません。病床の使用率は29.7パーセントに悪化しました。
また、療養している人の数は、5月26日以来、49日ぶりに3000人を超えました。
クラスターの発生も、相次いでいます。 県によりますと14日までに会津若松市内の
医療機関で入院患者18人・職員8人のあわせて26人が感染し、福島市内では会食で、
13人が感染しました。このほか、県中と相双の保健所管内にある高校でもクラスターが
確認されています。 これとは別に、福島市では14日までに事業所で6人、スポーツスクールで
7人が感染し、新たなクラスターとなりました。 対策本部会議で、県立医大の金光敬二教授は、
次のように呼びかけました。 県立医大金光敬二教授 「この自分の行動だったら感染する
はずがないという自信を持って復帰できるように十分、感染対策にご留意いただきたいと
思っています」 県は引き続き、基本的な対策の徹底を呼びかけています。