80%の人が、100歳まで生きていたくないと言う。
これには、二つの要素があって、一つは、蓄えの問題。
➀ 年金に、不安のある人。 貯金がない人。
これは、そういう人は、今、不安になっていないとおかしいですよね。(笑)
実際に、今、金を持っていなければ、将来の不安はもっと増幅するでしょう。
➁ これまでも、やりがいを持って生きてこれなかった人、 これからも、
見つけられる見通しがつかない人。 今、やりがいを見つけられないのなら、
不安というか、生きる意味に絶望してしまうよね?
で、①については、金は、天下のまわりモノとも言うし、ここでは語りませんが、
➁仕事が終わってからの、そう、65歳以降に何か楽しみが見つけられないか
ですねぇ。 二つ目は、生きていく気力の問題。 これは、これまでやってきて
感動したことがない人は、この先も楽しみがないってことだもんね。
今、考えて有意義だったと思うのは、30歳代で実行したバイクでの日本一周。
まぁ、海沿いにだけどサ…。 何度も言いますが、海外で、10ヶ国以上訪問して、
その国の、地方の美味しいものを食べて、観光地を訪ねて、たくさんの人と
言葉を交わして、最高だったよ。 それが、国内を知らん…ということになって、
ホンダ CB400SF H-VTEC SPEC Ⅱを購入、3年6.4万km、スズキ `90 GSX-R1100
1年2万km、 `92 GSX-R1100 1年2万kmを走って、達成した。
充実感イッパイ。 その間、5年間、仕事も充実していたし、GW+1週間(=2週間)、
夏休み期間+1週間(=2週間)、秋休み(笑) = 2週間の年3回の休みに、
ツーリングに走った。 1回=350kmX15日=5,250km.
仕事は、30歳代になって、プロジェクトを任せられるようになり、数ヶ月、
土日返上、残業で午前様が続き、当然、有給休暇はたまる一方、残業代も
枠ぎりぎり。 小銭を持って、2週間のツーリングに行っても、有給休暇は10日しか
消化できず。 日本を2週間ずつ回るツーリングを年に3回、5年間継続して、
宝物ができたのネ。
これを、定年退職後の65歳にやりたいんだよね? 今度は、距離を半分にして、
カミさんと回りたいんだよ。 距離は、1/3でもいい。 これができるとこの道中に
それから何をやっていくか見つかるような気がするんだよね?
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約8割の人は100歳まで生きたくないと思っている!
「人生100年時代」という言葉が定着し、それを受けて「人生100年時代」をどのようにとらえているかについて調査したアンケート(2018年・アクサ生命「人生100年時代に関する意識調査」)から、長寿に関するみなさんの意識を探ってみたいと思います。
「人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」という問いに、調査対象者(20代~60代の男女1000名)は、「そう思う(14.8%)」と「とてもそう思う(6.4%)」と答えたのは、わすが21.2%でした。100歳まで生きたいのは、約2割ということですね。
一方、「あまりそう思わない(41.9%)」と「まったくそう思わない(36.9%)」と、78.8%が「100歳まで生きたいと思わない」と答えました。筆者がこの質問を受けたら、「まったくそう思わない」と答えますから、この結果には同感&納得です。
では、長生きしたくない理由は? アンケート結果のプレスリリースから、いくつかピックアップしてみます。
●健康で自分の事は自分で出来るのであれば長生きしたい(20代女性)
●長生きしても生活に余裕がないのではないかと思うから(30代男性)
●お金がない状態と医療費の増える時期と重なりそう(40代男性)
●無理して長生きするより、短くても楽しく充実した生活をしたい(50代男性)
●心身共に健康でいる自信が無い(60代男性)
どの意見にも賛同です。特に、60代男性の「心身共に健康でいる自信が無い」は、同年代だけに身に染みて共感できます。これから先、40年近く心身の健康を維持するのは、非常に難しいと切実に思うからです。
「備えること」と「生きていく意欲」には相関関係がある!
調査に参加したみなさんは、「長生きすることは、リスクになると思いますか?」の質問に、78.6%が「そう思う」と答えました。どんなことをリスクととらえているかは――。
1位:身体能力の低下……71.3%
2位:収入の減少(資金不足)……70.9%
3位:年金制度の破たん……62.4%
この3つが長生きの3大リスクでした。
年金制度の破たんが1位なのかと想像していましたが、それよりも、身体能力の低下と収入の減少(資金不足)を不安視しているのですね。こうした長生きリスクを81.1%の人が実感している一方で、充分な備えができている人は16.0%と少数派でした。
この調査では、「備えること」と「生きていく意欲」には、興味深い相関関係がみられたとしています。
人生100年時代に起こりうるリスクに「備えられている」と答えた人のうち42.7%が「100歳まで生きたい」と答え、「備えられていない」と答えた人のうち83.1%が「100歳まで生きたくない」と答えています。なるほど。備えができていれば長生きする意欲が向上するということです。
とにかく、好むと好まざるとに関わらず、100歳以上、生きてしまうかもしれない時代に生きている私たちは、できる限りの備えをすることが必要ということですね。それは、お金の準備、生涯現役で働けるキャリア・スキル磨き、心身の健康のキープ、高齢期の孤立を防ぐ絆作りなどです。