こいつ、新車状態を維持した単車。
キレイとかじゃなくて、良い状態を維持している。
こいつ、28歳や…。
日本の道路事情を考えれば、1980年に発売されたバイクで
十分なんでしょ?
250㏄でも、速度は充分にカバーする。
けど、敢えて言えば、あの頃の250㏄は加速が、
大型バイクや400㏄にも差をつけられていたかな…?
そんな250㏄が、今や速度絶対値だけじゃなく、
加速感でも追いついている。
逆に、最高速を削って、加速やトルク感を
増加させている感じなのかいな?
1980年代って、馬力・加速・トルク感を増強するために、
排気量を増やし、ここを目指したよね。
そんな通過点がGSX1100Sだったと思うのね。
過程ね…。
このあと、スズキは、油冷エンジンを進化させ、
つまるところ限界を感じ、水冷エンジンに移行。
そして、30年以上経過したエンジンになった時、
油冷エンジンや空冷エンジンが良い佇まいを示すよね。
なんか古いエンジンでいられるよね?
最近、スズキに限らず、ホンダなんかでも、
エンジンの表面に白錆が浮いてるバイクを見ますよね。
違和感を感じながら、ノスタルジックを感じたりも
するのですが、骨董品感を感じるようになったら、
もう、運転できないかな、コイツは。走ってナンボでしょ。