2010年の1月に、この家に移り住んだのだが、その数ヶ月前に売買契約書に
サインした。その時は、たまたま、仕事で立ち寄ったかみさんも、一緒だった。
かみさんと二人で、見に行ったのだが、4棟並ぶ建売物件のうち、1棟だけ、
決まらないでいた。その一棟。 誰か購入予定の人はいないのですか?
いません...。 ハッキリと言った。
幹事の不動産屋がいて、3棟は売れたのだが、1棟だけ残った時点で、
複数の不動産屋へ流れる。 確認を取ってもらったら、誰も検討していない
という事。 正確には、審査で落とされた人が1組いたそうである。
落とされているのでは仕方ない。 コレが、○🍲らしい。
じゃ…買っちゃうか?の気持ちが湧いてきた。
40歳チョットだった私は、30年は余裕で住める。 それだけで、家賃を払ったと仮定するとそれだけで元が取れる。 加えて、55坪x20万円/坪と考えると
1,100万円。 これに家代が上乗せされる。
海外に移住した後も、賃貸に出せる。 打ち出の小槌ジャンか…?
お決まりの高い見積もりと思ったら、最初から安い。
あれ?…は正直な気持ち。
不動産屋は、早く売りたいくらいにストレスがたまっていたようだ。
帰り際に、このくらいまでなら引けます。 ・・・と耳打ち。
カミさんが、何だって…? このくらいマケてくれるって…?
カミさんは、明日も来よう・・・って。(笑)
その晩、近所のステーキ屋さんで、”その人が、ローン審査で落とされなければ、もう物件がないわけだし、このくらいなら買っといても良いかも…?”
翌日、サインしようと思っていたら、会うなり、いきなり、200万円ダウン。
”現金で払いますね…?” そしたら、また、300万円下げる…?
これ、原価割れ、しちゃうの?
正直、不安になったね? 何かあるんじゃね?
担当者の手元にあったPCを借りて、ネットバンクから、その場で、振込完了。
晴れて、オーナーになった。 カミさんの好きな持ち家となった。
ここ、現金で買えるくらい安かった。
本当です。🎂