工業製品ってやつは、水分には弱めだから、常に油分を保持しながら、
摩擦にも負けず、適正に稼働していくものである。
 
海外で乗った高速バスなんて、距離計を覗いたら、4.5万㎞、走っているな…と
思ったら、何と45万㎞。  日本車のメーターみたいに、10万㎞で一周して、
ZEROに戻るなんてことはない。   単位が違う。  あの45万㎞は驚きでしたね。    
日本っていうのは、やっぱり、島国で、狭い国土なんですよ。
 
さてさて、日本においては、10万㎞走れば、十分走ったという感覚なんでしょうが、
全然そんなことないのですよ。   10万㎞くらいで、廃車させられる車は
気の毒です。
軒先に停められて、フレームごと、シャーシごと腐っていくなんて、走るために
生まれてきた車にとっては屈辱ですよね…?   本当に屈辱。