未整備車なんて乗れない。
整備していないバイクに乗るライダーを軽蔑している。
 
理由。  怖くない? 楽しくないでしょって、本当に思うからだ。
 
若かりし頃、サーキットの走行会に参加した。
意外と冷静で、経験者には敵わないので、無理に追わない…などと決め込んでいたのだが、
サーキットというのは、バイクの性能をフルに発揮させる場所で、ツーリングに参加する気分で
行くと痛い目にあうぜ…の場所なのである。
 
今、もし、ハヤブサに乗っていたら、最終コーナーをできるだけ高いスピードで抜けて、
ストレートの終わりまで、メーター読み320㎞/hくらいは出して来たいと言ったところか…。
 
何しろハイスピードで走るのだから、タイヤは、新品が最適で、6部山は欲しい。 
できれば、8部山。もちろん、エンジンオイルは、ハイスペックの新品オイル。
チェーンだって、大事だ。 そして、コケないためのお呪い。
(おまじない)のきれいなピカピカの車体まわり。
 
サーキットを走る時は、120%整備したバイクで0.1秒を詰めに行くのだ。
そんな時、マシンを120%信頼できないのでは、攻められない。
 
これって、公道しか走らなくなった今も、整備の重要性は当たり前のことで、
キレイな状態で乗っている。
 
だって、俺のバイクだぜ。