バイクって、どこまで気持ち良く走れるかでしょ?
街中を流している時は、4,000rpm以下で十分。 バイパスでは、追い越し時に6,000rpmくらいまで必要になりますが、この回転域で、ヒュンヒュンと
タコメーターの針が躍るかだ…。
 
このヒュンヒュンという回転域では、馬力の出方は、
ホンダが最も自然な気がする。 ここにトルクの盛り上がりを考えると
スズキのエンジンって魅力あるものに感じてくる。
 
この静かなホンダエンジンの対極に感じているのは、カワサキのエンジン。
カワサキの空冷エンジンは、2バルブで、高回転では壊れるんじゃないかと
心配になるくらい音も、振動も大きくなった覚えがある。 
村上君のCBR400Fに乗せてもらった後、GPZ400Fから信じられないくらいの
音の大きさと振動を感じたものだ。
 
兎にも角にも、スズキのエンジンは、パワーの盛り上がりとトルク感を
感じるエンジンだ。 あ、そうそう、ここでいうのは、空冷エンジンに
限っての話です。
 
もう新車で売っていないから、エンジンの個体差が大きいので、
一概に比較はできないんですけどね?
まぁ、自分のバイクのエンジンが最高と思って走っているのが良いですよ。
 
錆びたバイクが嫌だというのは、錆びているバイクに、良いエンジンが
乗っているとは思えないからです。
走る…じゃなくて気持ちを高揚させるようなエンジンの演出と言うか
昂りですねぇ!
 
60歳近いおじさまが、バイクに乗っているとそれはもう素敵ですが、
50歳に足を踏み入れた層は、ヒュン・ヒュンとアクセルに反応するエンジンで
あって欲しい。 それが、良いエンジンです。