一概には言えませんが、昔のバイク好きって、本当に好きな人と車が
買えない人と2種類いたんじゃないかと思います。
バイクブームって言っていた時期も、わずかな本当に好きな人がいて、
結局、車が買えなかった人がHY戦争だとかそんな言葉と関係ないところで、
バイクなら買えると新車を購入していたんじゃないかと思います。
今の時代になっても、やっぱり、経済観念のある方は、250㏄クラスで
十分だという名目で、250㏄クラスに乗り、友人を募って、時間を共有している。
その方々から見ると寂しいバイク乗りと例えられることもあるが、
私の友人なんかは、何千、何万人の工場長で、厳しい事も言わなければ
ならず、たまに一人になりたいことがあると走らせることもあるんだそうだ。
そういう管理職のストレスって、無い人には、一生、分からない悩みなんだろうね?
今、日本の生活レベルも上がって、(比較的楽に)車とバイクも両方持てるように
なったが、当時の彼らと今のおじちゃん族の異なる点は、当時の彼らは、働いて
もらった給料の大半を注ぎこんでいたことだ。 バカだよな…。(笑)
もう一人、お友達。 彼は、程度の良いカタナを所有している。 世の中には、
キリンの影響かノーマルが良い…なんて言って乗っている輩もいるが、
当時もので程度が良いモノを手に入れると割高だし、オーリンズも今は
安くなっているし、下手すりゃ安い。 キリンの影響を受けていることに
気が付いていない人も多いよね。(笑) けど、彼のバイクは良いねぇ…。
片岡義男の世界なんて、昔のバイクブームの中の世界で、何万人いる社員の中で、
自分という個の存在意義を探したりしたものだが、今は、10人程度の集まりで、
今度は、この10人程度の集まりで、10グループで100人規模の集まり。
…で、容易に満足してしまう。
充実した個の集まりが、楽しんだけど、差し障りないのが、今なのかい…な?