最近、中古バイクの価値って上がっているのか?
上がっているわけないじゃん。
 
けど、日本最大 大手の赤ひげ様でバイクと値札を見ていると、
30年前は、まず見ることができなかった2万㎞越えのバイクが並んでいる。
モノによっては、4万㎞越え。  まっ、一応の線引きは、5万㎞未満。 フフッ。
否、それ以上もあるかぁ…?
値段だって、店頭に並ぶことがなかった3万㎞を超えのバイクが40万円前後、
もしくは、それを超えていく…。  信じられない・・・。
(けど、売れるから良いんです。 ハイ、頑張って…。)
 
このバイク業界の苦しさを象徴するのが、バイク王。
バイク王は、レッドバロンほど店舗を置かずに、経費削減。
建物は、以前の建物を極力流用。 ちょっと空いたスペースがあれば、
数台展示。 基本は、ネット販売で、少し話をして、持って行って、売る。
販売業の経費って、建物代・維持費が大きいから…ネ。
 
今時のバイク壊れないよ…を良いことに、整備とは無関係の”バイク販売”屋さん。
走るんだけど、しっかり整備したバイクで走るのが当たり前の時代に育ってきたわけですけど、
そうですね、30年前に、スクーターの乗りッパが出始めましたが、
これが、小型・中型、そして、大型2輪までに広がっているんですね。
 
面白いのは、バイクの価値が上がっていないのに、けど、販売価格が上がっているという事実。
ここ10年、新車のバイクが売れていないのだから、中古のバイクが存在するわけがない。
そして、新車より安い中古なのに、物がないから、高い値段で取引されるんですよ。
 
上がったのは、バイクの価値ではなく、値段でした。
 
わたしも、1992年製造のカタナを2010年に入手した。
アッ、自分が金を使ったのは、改造代か…。