やっぱり、日本のSports Carなんだから、4500万円出しても良いから、
V12でしょう…。  そう、思っている人は多いと思う、なんでだよ。
 
予防安全性能 衝突安全性能 燃費・環境性能 走行性能
パワートレイン

独創のメカニズムが、操る愉しさを変える。

高出力を発揮する3.5L V6 DOHC ツインターボエンジンと3基のモーターとの組み合わせにより生みだされる強烈な出足と官能的なまでの加速感。2つのモーターを駆使したトルクベクタリングによる、かつてないオン・ザ・レール感覚のハンドリング。NSXのために鍛え上げられた独創のメカニズム「SPORT HYBRID SH-AWD」が、まったく新しい走りのパフォーマンスとフィールを生み出します。

【システム最高出力:427kW[581PS]】

【システム最大トルク:646N・m[65.9kgf・m]】

SPORT HYBRID SH-AWD

 
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
3.5L V6 DOHCツインターボエンジン
高出力とフラットなトルク特性を実現。コンパクト化と低重心配置により運動性能の向上に大きく貢献。
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
ツインモーターユニット(TMU)
モーターを左右に配置し、前輪左右のプラストルクとマイナストルクを自在に制御。
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
9速デュアルクラッチトランスミッション
9速と多段化し理想的なギアレシオを実現。スムーズかつスピーディーに変速し、一体感のある走りを創出。
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
インテリジェントパワーユニット(IPU)
高出力リチウムイオンバッテリーにDC-DCコンバーターとECUを集約。シート後部に搭載することで運動性能の向上に寄与。
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
パワードライブユニット(PDU)
3つのモーターを最適に制御するユニットをセンターコンソール内にコンパクトに格納。低重心・低慣性化による操縦安定性の向上に貢献。
■SPORT HYBRID SH-AWD システム構成イメージ
ダイレクトドライブモーター
高性能モーターをエンジンに直結。優れたレスポンスでエンジンアシストや電力回生を実行。
 
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かつてないオン・ザ・レール感覚のコーナリング。

前輪のトルクベクタリングによりアンダーステアを抑制し、コーナーへのターンインから立ち上がりまで、挙動の乱れを安定化。限りなくドライバーのイメージに忠実なライントレースをめざしたNSX。かつてないオン・ザ・レール感覚のコーナリングは、わきあがるドライビングの歓びを深い安心感とともに実現します。
 
1 コーナー進入時
ツインモーターユニットの回生と摩擦ブレーキを最適にバランスさせブレーキング。きわめてリニアなブレーキフィールを実現し減速エネルギーを効率よく回生。コーナー脱出加速時のモーターアシストに備える。
2 ターンイン
アジャイルハンドリングアシストが内輪に軽いブレーキをかけターンインをアシスト。ツインモーターユニットが、両輪をマイナスに制御。減速回生を行うとともに、内輪のマイナストルクを外輪より大きくすることで、内向きのヨーモーメントを発生させ、Apexに向かうライントレース性を向上。
3 Apex通過直後
ドライバーが加速に転じると、ツインモーターユニットは、外輪の駆動力を内輪より強くすることで内向きのヨーモーメントを発生させ旋回力を高めながらAWD状態で力強く加速。また、ダイレクトドライブモーターは積極的に発電し、ツインモーターユニットへの電力供給とリチウムイオンバッテリーを充電。
4 コーナリング後半
ツインモーターユニットが、操舵に応じた適切なヨーモーメントを発生。ドライバーは、理想的な走行ラインを維持しながら、コーナー出口に向かって力強く加速。
5 コーナー脱出
ツインモーターユニットのトルクベクタリングにより安定性を確保しながら、蓄えたエネルギーを使ってモーターアシストし、ドライバーは圧倒的なパワーで全開加速。
 
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世界第一級の速さのために
高出力とコンパクトさを追求。

373kWというハイパワーを発揮しながら徹底したコンパクト設計。75度のバンク角も、エンジンスペースの有効活用と低重心化を追求しつくして決定されました。

3.5L V6 DOHC ツインターボエンジン

高圧縮化
ターボエンジンながら10.0の高圧縮比とするなど、さまざまな高出力化技術を注ぎ込みました。
低重心化
Vバンクの角度をエンジンスペースぎりぎりまで広角化した75度としたほか、ドライサンプ潤滑方式を採用。運動性能へ寄与する低重心化を達成しました。
高精度生産
エンジン性能の向上に加え、NV(ノイズ、バイブレーション)の最小化をめざし、最新のエンジンバランシングをはじめとする高精度生産技術を採用しました。

ターボを補う。新たな旋回フィールをもたらす。3つのモーター。

後輪の駆動をアシストするダイレクトドライブモーターは、レスポンスに優れるモーターの特性を生かし、主にエンジンのターボラグを解消するように出力を発生。リニアで力強い加速を実現します。
また、前輪のトルクを自在に制御するツインモーターユニットは、アクセルオン時だけでなくアクセルオフ時にもマイナストルクを左右独立して制御。アクセルのオン・オフを問わずトルクベクタリングを実現します。
ダイレクトドライブモーター &
ツインモーターユニット

幅広いシーンで理想の走りを求め多段化。

最適な走りを実現する9速の多段化に挑みながら、トップレベルの変速速度、適切なシフトショック、エンジンサウンドを含めた心地よいシフトフィールを追求。さらに自動変速モードでは、クルマの状態と操作状況から、ドライバーの「気持ち」に呼応する加速力を得るための最適なシフト選択を行うソフトを開発。操る歓びを妥協なく高めています。
9速デュアルクラッチトランスミッション

スーパースポーツのステージを広げる、
4つの走行モード。

シャシーシステムとSPORT HYBRID SH-AWDのパワーユニットシステムを統合して、ダイナミクスとテイストを制御し、NSXを住宅地などでの静かな走りからサーキット走行にまで幅広く最適化するインテグレーテッド・ダイナミクス・システム。スーパースポーツの走りのステージを大きく広げる4つのモードをご用意しています。

インテグレーテッド・ダイナミクス・システム

SPORT Mode
走りと燃費をバランスさせたモード
SPORT+ Mode
ワインディング走行に適した俊敏かつ力強い走りを実現するモード
TRACK Mode
サーキットでコンスタントに最速ラップを出すことをめざしたモード
シャシー

理想のハンドリングを求めるこだわりのシャシー。

低中速時にはスポーツカーとしての俊敏性を、高速時にはゆるぎない走行安定性を実現するために。シャシーそのものから徹底して開発しました。ドライバーの操作に忠実な、かつてないハンドリング性能を実現します。

低中速の切れのよさと高速での安定性を追求。

フロントはダブルウイッシュボーンを、リアはマルチリンクサスペンションを採用。低中速時は俊敏なハンドリングをかなえながら、高速時は優れた安定性のあるハンドリングを実現。フロント、リアともにオールアルミ製とし、軽量コンパクト化も追求しています。
オールアルミニウムサスペンション

俊敏かつ安定感あるハンドリングと、快適な乗り心地を追求。

ダンパー内のオイルが金属粒子を含んでおり、電磁コイルによって瞬時に減衰力を可変する仕組みの磁性流体式可変ダンパーを採用。さまざまなシーンで最適な減衰力特性を高いレスポンスで引き出します。
アクティブ・ダンパー・システム

日常からハイパフォーマンスドライビングまで、優れた効きを発揮。

スーパースポーツとしての卓越した制動性能を実現するために、高い熱容量を持ったブレーキシステムを採用。フロントは対向6ピストン、リアは対向4ピストンのアルミモノブロック製大型キャリパーで、オプションのカーボンセラミックマテリアル製ディスクは軽量化を実現しています。(アイアンブレーキローター装着車は2017年5月発売予定)
4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ

新たな走りの愉しさのために、専用開発。

ホイールは高剛性のアルミ鍛造とし、優れた横剛性を実現しながら、外見は軽さを表現する特殊な3次元加工を施したホイールを開発しました。
NSX専用鍛造アルミホイール(フロント:19インチ リア:20インチ)
ボディ

複数素材のボディパネルを適材適所に採用。

複数素材を用いたスペースフレームと同様に、ボディパネルにもさまざまな軽量素材を採用しました。各種素材の選択は、軽量化、前後重量配分と重心の最適化、耐久性確保をめざして厳選しています。

空気抵抗を抑えながらマイナスリフトを発生。

冷却性能も発揮する空力性能。

優れたエアロダイナミクス性能と同時にエンジンなどの高い冷却性能が要求されるミッドシップ車。前方と後方にエンジンと3基のモーターという複数のパワーユニットを持つNSXは、ボディの上下だけでなく、すべてのパワーユニットを通過する空気の流れも見据えたトータル・エアフロー・マネジメントを追求しています。
http://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/image/img_airflow_management.jpg ■エアフロー イメージ図(車両は北米仕様)

優れた前方視界を確保する、超高張力鋼管フロントピラー。

3次元熱間曲げ焼き入れと呼ばれる成形技術により、フロントピラー断面を極限まで小さくすることが可能に。ルーフクラッシュ強度を確保した上で、優れた前方視界によって路面と一体となっているかのような運転感覚を実現しました。
※ エンジンとモーターによりシステムとして発揮できる出力・トルク。(Honda測定値)
■掲載の写真には、機能説明のための作動イメージが含まれます。
■メーター類は撮影のため点灯。
■画面はハメコミ合成。
■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。