福士加代子さんの周りがうるさいような気がする。
 
8年前の出来事。
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まず、最初に言っておく。 福士さんは、オリンピック代表になる有力候補である。
かなり、高い確率である。 最有力候補であると思う。
 
けどサ、設定タイムを上回ったとはいえ、参考にするレースが複数あり、最後のレースを残しているのだから、
前回の優勝で福士さんを選出するには、時期尚早だと思うのが普通じゃないのかな?
 
発表が、最後のレースが終わってからで、何が悪いのだ。 ま、あえて言えば、福士さんの心情を考えれば、
早く決めてあげてほしい…だろうが、最後のレースが終わってからの決定・発表で何が悪いのだ。
最後のレースには、12年ロンドン五輪代表の木崎良子(30=ダイハツ)、04年アテネ五輪金メダルの
野口みずき(37=シスメックス)らがエントリーのだから、そのレースが終わっての発表は当たり前の
ような気もするが…。
 
そして、今回の強行出場は、オリンピックに出ることがゴールで、オリンピックのレースで勝つことを
考えると無謀である。 最後のレースを待ってからの選考で悪いのか? 良いと思うけどな…。
選手の身にもなってみろ…って? 共産圏では、理不尽なことも起きているようだし、
選ばれなかった選手には、少なからず、ストーリーがつく。 そんなものだ。
 
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無謀?マラソン福士、なぜ名古屋走る 不透明な五輪選考
朝日新聞デジタル 2月26日(金)5時6分配信
 「福士選手には名古屋に出場するのは避けてもらいたい」。日本陸連の麻場一徳強化委員長による異例の出場撤回の呼び掛けは届かなかった。ただ、陸連がリオ当確と示せない以上、福士サイドとしては即座に撤回できる話ではない。

【写真】大阪国際女子マラソンで優勝し、喜ぶ福士加代子=高橋雄大撮影

 福士を指導するワコールの永山忠幸監督には、多くの声が寄せられているという。大半は「果報は寝て待てば良い。今から五輪本番に向けて調整すべきだ」と、名古屋出場を思いとどまらせようとする声だ。

 実際ここ数年、日本で福士以上に実績を残している選手はおらず、福士が9年ぶりに突破した2時間22分30秒の日本陸連設定記録を名古屋で突破する選手が複数出る可能性は高くない。

 優勝した大阪国際から約1カ月半での再レースによるダメージは、この1年余りで3度の疲労骨折に見舞われた33歳の福士を指導する監督自身が、一番よく分かっている。「五輪でメダルをとる夢に少しでも近づくために、僕も走らせたくはない」と監督は話す。
朝日新聞社