GSX1300RとGSR750.
どちらも正常進化を遂げて、誰でもスピードを出せる。
言い換えると教習所を出た翌日から、2週間のツーリングに出かけられる。
車での運転経験があれば、バイクの運転に関しては、何の心配もいらない。
 
ま、お勧めはしないが、アクセルを開ければ、200km/hはすぐにでも出せる。
そんなレベルまで、日本の自動二輪の性能、特に、制御面での進歩は凄まじい。
これは、ZX-R14でも、Ninja1000でも、一緒。
 
そして、排気量を上げトルクを上げて、400ccより乗りやすく、そして、
車格を下げて、400ccより扱いやすくしたCB1100と言うバイクまで出現した今、
バイクって、Friendlyになったよね。
 
若者が、ターゲットじゃないバイク…って、ことなんだ。
少なくても、一昔前までは、若者向けのバイクを作っていれば、売れた。
それが、今は若者は買わない。 バイクって、18歳になると車に乗り換える、
それまでのつなぎ役だったのだけど。 誰でも乗れる400cc以上に
乗りやすいCB1100は中心になるバイクだ。
 
お金を持ってる層をメーカーが狙い、目論見通り、購入した輩がいる。
金がある今、乗っても良いのは、事故を起こす可能性が皆無で(乗りやすくて)、
取り回しが楽で、できれば、壊れないバイクだ。
 
今、そんな世の中のおっさんバイク乗りに心配してること。
簡単に、スピードが出てしまうのだが、目の前の車が急にブレーキをかけたときに、
安全に止まれるかということ。 コーナーを曲がり切れるかということ。
…これがあるから、実は、死亡事故が増えるんだよ。
 
アッと思った瞬間、もう遅いってこと。
Ninja1000、CB1100、GSR750当たりの50歳以降のライダーは
気を付けて欲しい。  気を付けて乗ってくださいね…?