
Kadoya AW-2も、半年が過ぎた。
革も良い具合になってきた。
柔らかくなってきたな~。
革厚が1.8mmのAW-2. 縫い合わせのところが、3.6㎜ということになる。
通常は、この部分を梳いて薄くするらしいのだが、AW-2については
梳いていないらしい。 だから、このAW-2を作成できるのは、
工場長と縫製主任だけ。
Kadoyaとしては、この2人には、単価の高いオーダーモデルを作成させたい。
レギュラー品を作らせることはないのだ。
よって、このAW-2は、儲からないのでカタログ落ちしたのだ。
こうして生まれたAW-2. 他の革ジャンとは一線を画して、カッコイイのだ。
いや、まだ、発展途上のAW-2. 恐らく、3年、5年、10年経過してみないと
分からないのだ。 そのころ、3年、つまり2.5年後。 50歳とチョイ。
5年後、52歳とチョイ。 10年後、57歳とチョイ。
その頃、AW-2は革がダレルことなく、革の厚さをキッチリと主張していることだろう。
楽しみ。 楽しみ ・・・ ムフ。