ホンダのバイクが、優等生という話はよく聞く話。
そして、その優等生バイクで、大きな不満を感じないのは、分かる。 納得。
ただ、バイクって、それで良いの?とも、ほんの少し、思う。

CBR1100XX. これも、ハンドルが遠いと言われているようだが、最高速
競争からは、一抜けしているので、中途半端だよね。
ハヤブサは、197馬力だもんね。 もちろん、性能の追求は途中で止めて、
人の扱える限界を見たという判断だ。 スーパースポーツも、馬力競争から、
いち早く撤退した。 自動車産業たるや、安全な道具であって欲しいと願って
いるのだろう。

しかし、数少ないオッちゃんライダーのために、CB1100などという400cc並みの
乗りやすさの簡易バイクを販売した。 優しいバイクである。
良い事? 裾野を広げて、高い値段のバイクを買わせようという作戦である。
残念ながら、もっと大きい排気量に乗る技量は、身につかない。

ここで、終わり。 その人にも、これで終わり。 人生2.3台のバイク人生だから。
こんな状況だから、バイク人口が減ったとも言える。
だって、ハヤブサの利点といえば、日に、500km以上のツーリングだったりする
わけだ。
やらなくても良いんだよ。 けど、走らなきゃわからない。 経験が増えれば、
知ったかぶり…。笑 多分、おじさんのあなたには、走る意味がわからない
だろうから…。 限界が見えた時に、その限界と思えたラインを超えるなんて
経験がないと、つまらない人間になってしまう。 年収1,000万円と
500万円の差は、こんなところに出る。