AW-2が、カタログ落ちした理由。
…商品として、W革ジャンの保温性#1を目指したが、W革ジャンでは、
保温性を追求できず…という判断がされて…とコメントを書いたが、
異なるようだ。

通常の革ジャンは、革と革の繋ぎ目を縫う時に、革を削ぐんだそうだ。
それが、AW-2は削がずに、1.8mm厚のまま、部分的に最厚で、

3枚重ねにして縫うのだそうだ。 
これが、縫えるのは、原田前場長と市島現工場長の2名だけなんだそうだ。 
ところが、この2人は、オーダー品の製作を名指しで、受けるので、
オーダー品を優先させたい会社の意向がある。
あわせて、似たようなタイプのAW-Pの販売も、好調。 AW-Pは、ここまでの
作業工程の難しさはない。   それ故に、AW-2がカタログ落ちしたようである。

ちなみに、胸ポケットのタグに、”HFAW2 75”とあるのだが、Head FactoryのAW-2

シリーズの各サイズの製作 合計数だそうだ。  大ちゃんの番号(74)の次と

いうことで、OKである。 嬉しい。