バイクを意識したのは、1981年正月。
中2の冬だ。 Mr,Bikeの正月特集号で市販されているバイク全部が掲載されていた。
確かあの頃の判断は、カワサキ Z200. ウフフ。
高速に乗れる最低排気量車が、これだった。
けっこう、良い判断してんじゃん…?
合理性を追求する僕らしい判断だ。
現在のカタナなんて、非合理以外の何もでもない。

高校時代は、3ナイ運動真っ只中。 学校の指示に反抗しようとは、
これっぽっちも思わなかった。そして、大学生。
晴れて、バイク乗りに…。 この流れで、選んだのは、GPz400F。
良いバイクだった。もう、GPZ400Rが販売されてて、新古車で購入。
52.5万円が、忘れもしない35万円だった…。

…ユーノスロードスターの発表と同時に購入。 しばらく、バイクを離れる。

大学からだったが、バイクに乗り始めた僕は、日常の足に使い、夜の本牧埠頭や
鎌倉の海に良く出掛けた。 横浜から福島へのツーリング、京都にも行ったな…。
やるなら、今でしょ?の先取り版だった。 定年後のために、北海道を取っておく
なんて選択はなかった。


いま、47歳を前にして、楽しみの先送り…は僕の辞書には、いまだにない。
先の楽しみは、若いうちに体験して、先送りしようとした歳には最高に楽しい場面に
出くわすように演出してみる。 それが、僕の人生さ。 C'est la vie。