サヨナライツカ。
2009年発表。 主演 中山美穂。 原作 辻 仁成。
前評判の割に、評価されなかったような気がするこの作品。
いだに高い値段で、売っていたのだが、買って来て見入ってしまった。
主人公は魔性のような女性と恋に落ちるのだが、育ちの良い奥様と
見合い結婚をする。 そして、仕事は社長昇進とトントン拍子。
家は、そんなエリートのような父に反発して、子供がグレたりするのだが、
ま、普通にありそうな家庭。
男性は、こんな人生を送ることもできる。
興味あるのは、奥様が、中山美穂の前に現れ、
”愛してると言われたこと、ないでしょ?”ときつい一言。
女性の強さ・怖さを見た。
多分、本妻におさまっているという自信か・・・。
もしかしたら、わがままな男の生き方。 浮気を許すはずのない本妻。
それでも、余裕をかます女性の強さ。 強がり…?
確かに、カミサンは結婚して、更に強くなった。
金を押さえられ、始めている。
チェンマイに、土地を買ったのもカミサン主導で、全てカミサン任せ。
1,000万円単位の金は、動かしたことは無いはず。
それでも、一言も愚痴を言わずに、登記まで終えた。
報告だけ。 登記簿、ちゃんと保管しておいてね。 分かってるわよ。
これで、老後のタイでの生活は、半分はOK.
3,200平米、約900坪の土地は、切り売りしても、OK.
カミサンの強さを見た。
サヨナライツカを見ながら、女性の強さを改めて、感じた。