都内下町の工場が、次々にタイに進出しているとの記事を見た。
そこには、空洞化の文字。 しゃーないやん。 儲けを出すのが商売なんだから・・・。
日本・東京にとって、確かに労働力の確保という意味では、空洞化は問題であり、
そのことを言ってるのだろうけど、東京で作っていては利益が上がらない構造があるんだから
仕方ないじゃん。 大体ね、日本とか、国単独で考えているのでは、自ずと限界がでてくる。

モノは、タイで作ったほうが安いのなら(もちろん品質も満たし)、タイで作ってもらえばいい。
日本は、競争力がないということ。 品質に活路を見出すわけだ・・・。 頑張れ!
どうしても競争力がないなら、何か世界と比較して負けないものを作るなり、
違う優位性のあるものに移行していけばいいんだ。 
それしかできない・・・は、長い生産の歴史の中で通用しないのではないか?  
日本に生きる者ならば、それに気がつく必要があるのではないか・・・?
例えば、知識にアドバンテージがあるなら、開発・設計に特化すればいいのだ。製造は、
品質を満たせば、労働力が安価なタイに敵うわけがない。

こういうことを 10年前に政治家が国民に向かって、メッセージを向けていてくれたら、
日本はこんなことになってはいない。 指導者とはこうあるべきだ・・・。
僕が期待する政治家像。