GSX-R1100 '92には、強烈に惚れていたみたいですね。
 
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さて、GSX-R1100(92年式)との出会いでも書いてみますか・・・。

まず最初に憧れの時期があったわけで、89-90年あたりに
雑誌の新車紹介コーナーの写真を見て一目惚れしたわけです。

当時は、限定解除という難関もあった訳で購入しようとは微塵も
思いませんでしたが、鮮烈な印象だけは残っていたようです。

大学卒業後、バイクを降りていたわけですが、4年前にバイク乗りに
復活。 去年の6月からGSX-R1100(90年式)を購入して、8月の
お盆休みには北海道に向かったのでした。 

<バイク乗り復活劇の話は、後日書きたいと思います。 
まずは、現在の愛車GSX-R1100(92年式)との話を優先します。>

そこそこ良い程度だと思っていたGSX-R1100(90年式)ですが、
走り始めるとあちこち問題がでてきたのです。 
クラッチなんか張り付いていて、納車前にクラッチを
全交換してもらったし、エンジンヘッドのオイル洩れもあったし、
いろいろありました。

まだ、我慢できたのは、バイク屋が事前に確認をして修理・交換を
しておいてくれたこと。 

そして、北海道に向けて走り出したのでした。

長距離フェリーの予約が取れなかったので、青森まで自走したのですが、
乗船の時間より少し早く着きすぎて、近くの喫茶店でコーヒーを
飲んだのですが、悲劇は、その後起きたわけです。

さて、フェリー乗り場に向かおうとバイクに戻ったら、回りが濡れてる。
それが、ガソリンだと気がつくのにさほど時間はかからず、原因を
探し始めたのですが・・・。 
とりあえず、キャブ付近だと思いながら、タオルで拭き上げると
もう漏れてる様子はない。 さて、エンジンをかける。 
キュルキュル、ブォンとエンジンはかかった。

さて、本当に走って大丈夫?と思ったところでフェリーに間に合わない。 
暗くなってきたこともあり、急遽 翌朝のフェリーに変更、青森で
一泊することにした。

翌朝、ホテルの駐車場に下りると、濡れてる様子はない。
よし、よし。 エンジンもかかる。 
理由が不明なままだけど、いいや、行こう。
フェリーに、無事乗船。 函館のバイク量販店に電話。 
昨日の症状を告げて、緊急Pit入りすることを伝える。 
ん? 普通、青森で緊急Pit入りをするよな? 
北海道に少し心を奪われていたのかな・・・。

さて、下船して、すぐにPit入り。 
去年も、たまたま寄っていたので迷わずに来れた。 

さて、病状を見てもらってるGSX-R1100(90年式)だが、
フェリーに乗っている時から、”君のエンジンは面白い。 
気に入ってるから長く乗りたい。 お願いだから直ってね。”
なんて語りかけつつ、まず、”良い状態に戻して、
どうやって維持していくか”頭を抱えていたのは事実。

長期ツーリングに行く僕は、故障で大事な休暇を無くしたくないのよ。
”どうしようか?”と思った瞬間、目の前には、外装ピッカピカのGSX-R1100。

”店長、これエンジンかかります? そう、これ、これ。”
ブォン。 何だ、これ。エンジンの吹け上がりもバッチリ。 
”店長、これ、家に送ってください。”

ツーリングが終わった2週間後、一目惚れの彼女に再会することになったわけです。