日は、また沈むのか?

1985年9月だったか、ニューヨークで行なわれた”プラザ合意”後の会見で
当時財務官だった大場さんは、ちょっとしたミスをした。

”強いドル、強いアメリカ”を”弱いドル、強いアメリカに変えた。”
と言い換えて説明するところを ”弱いドル、弱いアメリカ”と口にしてしまった。
爆笑は起こった。

ドルの強調切り下げを決めたこの合意は、結果として、
日本にとって今に続く長期低迷の端緒となった。

元はといえば、アメリカが経済失調の責任を対日貿易赤字に
転嫁したことによる。 あー、日本。

米中同盟の狭間に消えるのか、日本?