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ホストファミリー体験日記

日本で海外からの留学生を受け入れるホストファミリーを始めて10年が経過。いつの間にかゲストは25人を超えました。日本は狭くて、やっぱり世界はどこまでも広い。文化の違いに戸惑い、思考錯誤しながらの留学生との生活はどうして??だらけ。そんな多文化な日常の記録です。

「日本の大学生は世界経済や政治の話をしたがらない。」と嘆く留学生は多い。残念ながら、ファッションと彼女とバイトの事で頭がいっぱいな日本の大学生は、留学生から見るととてもコドモに見える。そう、世界の主要ニュースくらいは知っていないと留学生の話について行けないのだ。シーシェパードやウィキリークスについてどう思うかとか、夕食中に普通に聞いてくる。ホストファミリーとして(というか日本人として)、何も答えられないのも恥ずかしい。

スポーツやスキャンダル記事なしの、1日1回のアクセスでも漏らす事がない、真面目なニュースサイトをネットで見つけたいが、未だに見つかっていないので、スマートフォンで新聞をチェックする習慣がついた。新聞のレイアウトでそのまま読める。情報量と早さは劣るが、新聞は1日1回しか更新しないし、必要なページを探すのにも時間がかからない。

世界情勢が見えてくると留学生との話は更に盛り上がる訳で、ホストファミリーをすることによってより世界を知る事ができたと思う。まだ受けたことのない国から新しい留学生が来るのが、いままで以上に楽しくなった。
「で」、「に」、「へ」の使い方の違いがイマイチ分からないと我が家に滞在する留学生は言
う。

日本で留学する
日本に留学する
日本へ留学する

どれが正解?

私は、どれも言えるけど、微妙なニュアンスが違うと思うんだけど。

私なりに説明した。結構うまく説明できたつもりだったけど、やっぱりま
だピンときていない様子........(_・。)

熟語や諺よりも難しいなぁ。



240210
辞書では訳語とされている言葉でも、 英語と日本語では与える印象が全然違うことがよくある。

英語ではプラスのイメージの言葉なのに、日本語に訳すとマイナスのイメージになる言葉があったりする。

例えば、optimist → 楽観主義者。

「optimist」は「前向きな人」という意味で、完全にプラスのイメージなので褒め言葉として使える。でも、一般的な和訳とされる「楽観主義者」とか「楽天家」は、どちらかというとあまり人に言われて嬉しい
言葉ではない。

「(あなたは)楽観主義者ですね。」と言われると、多分大抵の人はムカつく(笑)。

そこが言語学の奥深いところだと思う~。



160210
英語圏から来る留学生のよくある日本語の間違い。

「明日どこかに行く予定ある?」
という質問に対して、

「知りません。」と言う。

日本語の「分かりません」は英語では「知りません」と表現するので、単に直訳して言った留学生に全く悪意はないが、言われるとちょっとムカつく(笑)。

そして質問が否定文の場合、日本語と英語では「はい」と「いいえ」が逆になるので、

「もずくは好きじゃない?」に対して、

「いいえ、好きじゃありません。」
もしくは
「はい、好きです。」

と返ってきたりして、なんだかややこしい感じがする。

ま、これは極端なケースだけど、言語が違うと根本的な考え方まで違うんだなぁと感心する。


270110
アメリカと日本ではお酒に対するイメージは天と地の差くらい違う…。

アメリカでは、酒はどちらかと言うと「悪」のイメージが強い気がする。昔アメリカにあった「禁酒法」の影響もあると思う。

日本では、お神酒というものがある限り禁酒法なんて絶対にあり得ない。日本人にとってお酒はどこか神聖なイメージがあるし、どちらかと言うとやっぱり「善」だと思う。

日本では自動販売機やコンビニで簡単にお酒が買えるけど、アメリカではある程度決まった店でないと買えないし、どう見ても大人でも身分証の提示を求められるらしい。それも場所によるらしいが。

勿論飲み方も違う。アメリカ人にとって、勝手にグラスにビールをどんどん注がれるのは超不愉快で、全く理解できない行為らしい。

「日本はアメリカよりアルコール中毒の人が多い。」と、アメリカからの留学生に言われたことがある。

それはどうかなと思うけど、何だかうまく反論できないよなぁ…。


031009